2017年6月12日月曜日

内閣支持率

2月から始まった安倍スキャンダル報道の影響がやっと出始め、今月に入ると流石に内閣支持率も下がり気味のようだ。当たり前のようにも思うが、それでも50%を割り込まない。もっと下がってほしい気持ちもあって内訳を見ると、なんと高支持率を支えているのは20代の若年層とのこと。卒業後の就職や有効求人倍率の高さが原因らしい。他人のことや老後の心配をする年齢ではないので気持ちは分からなくもない。

市民が自分の利益を追求することを責めることは出来ないし、為政者も市民が安心感を持てる社会を形成することに意を用いるのは当然だ。権力者である為政者たるものは間違っても己の利益や享楽を追及してもらっては困る。古来、「政治的権力を握っている者が「利」に走ると、欲望だけが渦巻き、世の中が乱れ、退廃し秩序有る社会が築くことが出来なくなる。」とされている。

若い人には「自分に自信を持て」と言いたいが、その辺のことはいくら言っても、目先の安定が大事で聞く耳は持たないのだろう。がしかし、年寄りからすると、道徳が乱れ何でもありの世の中は考えるだに恐ろしい。今の内閣は世の行く末をどのように思っているのだろうか?まさかこのような世が永遠に続くなんて考えてはいないだろうが、当面は好きなようにさせてもらう。即ち、法治国家のふりをし、法治国家であるかのように国民を洗脳しつつ、人治国家的システムで運営をしていくつもりのようだ。

以下に元検事で現在衆議院議員の若狭勝氏のブログからの引用しておく。
「警視庁本部 中村格刑事部長(当時)の暴挙と法治主義」逮捕状の執行を阻止した説明を納得のいく形でしない限り、私は中村刑事部長(当時)を許せない。・・・中略・・・・
現在、アメリカ大統領が、FBI長官に対する捜査妨害をした疑いで窮地に追い込まれている。捜査ないし刑事司法への不当な圧力は、どの国でも法治主義を危うくするものとして由々しき問題となる。

政治主導も結構だが程々にしてもらわないと困る。

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