日本がヤバイ

隣国の韓国は大統領不在状態にあるらしいが、トップ不在でも一般市民に何の問題もないなら大統領なんて必要なの?てなことになりかねない。いったい誰が国をマネージしているのか分からないが、アメリカにしても似たようなものだ。閣僚が全員決まったかどうかでさえ分からないし、政府の体が整ったとはとても思えない。その両国が共同して行っている米韓軍事演習は前からスケジュールされていたのか、随分派手にしかも長々とやっている。

北朝鮮の若旦那の肩を持つ気は無いが、幾ら身から出た錆でも斬首作戦を前提にした演習と聞けば、恐怖にかられることは間違いなかろう。若旦那の周辺にまともな外交センスを持ち合わせた人間が存在することを祈りたいが、中国とのパイプを務めていた叔父を殺してしまったことから類推すれば、相当悲観的にならざるを得ない。先ほど中国の王毅外相が記者会見を開き、双方に自重を求めていた。1本のレールの上を双方から列車を走らせていると例えている。「赤信号だから、双方がブレーキを踏むべきだ。」

このメッセージはアメリカにはすぐ伝わるだろうが、問題は北朝鮮だ。中国はクアランプールでの金正男(とされる人物)の殺人事件に関して正式なコメントを出していないと記憶するが、実際のところどのような見解をもって各国と接しているのだろう?中国は平壌に大使館もあるだろうし、北朝鮮にも外務大臣はいるだろう。王毅氏のメッセージはどのような形で伝達されるのだろうか?

マスコミは国連でのやり取りに象徴される表立った動きしか報道しないが、本当の外交事情なんかは取材不可能と言うことだろう。せめて日本の外交筋がも少し気が利いていれば、3国間の際どいやり取りの片りんでも掴んで本省に上げてきていれば救われるところだ。1昨日から昨日にかけて政府の動きを見る限り、残念ながら本当に救いがない。若旦那のミサイル発射を受けて国家安全保障会議がすぐに招集されなかったのは、いつものように政府に緊張感がないから仕方がないとしよう。

問題だと思うのはその後である。昨日になって親友のトランプ君に電話をして「トランプ君が100%日本と共にある(日本を守る)と言ってくれた。」と大威張りで記者発表したことである。北朝鮮の脅威が新しい段階に入った、なんてことは今更言われなくても、北の若旦那が「日本に向けてミサイルをぶち込むテストが成功した。」と大喜びしているのを見れば子供でも分かる。

昨日は珍しく普段相当強気な友人が、「日本もやばいな」と珍しく弱気な発言をしたので少し驚いた。東京では、そばに基地があるなんてことを意識したことがない人間が普通だから当然だ。少しは沖縄の人の気持ちも分かったかもしれぬ。政治家もマスコミもヒラメじゃあるまいに、上ばかり見て地球を俯瞰できないうえに、自分で「何が出来て何が出来ない」が全く分かっていない。それを思うとヤバイと思う気持ちはよく分かる。

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