管理責任

防衛大臣の口から発せられた台詞に違和感を覚えない人はどれほどいるだろうか。明らかに組織的な隠ぺいと思われる不祥事を受けて、『防衛監察本部に特別監察命令を発し<私の責任において>体質に問題あれば・・・体質の改善を図りたい。』との発言である。何でも陸上自衛隊最高幹部の幕僚長まで調査対象になっているのだから、大臣も組織ぐるみの可能性は十分あるとの認識の筈。監察本部なる機構が陸自とは別のものかもしれぬが、自衛隊内部の組織には少し荷が重いような気がする。

組織ぐるみと認識したら先ず己の責任を明確にして、辞職をしたうえで後任に問題点の洗い出しを委ねるのが普通だと思うが、最高責任者の意味が分かっていないようだ。文科省も同様で、事務次官が天下り問題の責任を取って辞職したが、大臣は平気な顔をしている。と思ったら杜撰な学校認可問題に火が付いた。しかしこれは大阪府や愛媛県の問題だから、大臣は余裕を見せているのだろう。では大阪府や愛媛県はどうなるのだろう?大阪府知事に言わせると「森友学園問題は財務省、国土交通省、文科省、大阪府などの各役所がそれぞれに、総理夫人に恥をかかすわけにいかぬだろう、慮った結果だと思う。」

管理責任を問われるポジションから外れて久しいので難しいテーマになってしまった。こんな夜になって考えることでもなさそうなので、今日はもう辞める。我が国で責任を取り方を常に念頭に置いている人はただ一人、天皇陛下だけだなんてことにならないことを祈ろう。

コメント

このブログの人気の投稿

慶応義塾入学式 期待が膨らむ

読後感「新天皇と日本人」小山泰生著

何もかも関係ない話だ