2017年1月19日木曜日

スポーツ中の事故

スキーを楽しむ人の数は一時に比べると大分少なくなってきている。しかしゴルフをやめ、水泳をやめ、ハイキングでさえ殆どしなくなっている今でも、毎年1回は必ずスキーをしている。そこで気になったのが、先日報じられた野沢スキー場でのオーストラリア人親子の遭難事故である。どうすればスキー場で遭難したのか、報道だけではよく理解できない。当初は今流行りのバックカントリーとか言って、敢えてコース外に飛び出して滑った罰だろうと思っていたのだが、そうではないようにも思える報道「親子4人で滑っているうちにコースを間違えて迷ってしまった。」が聞こえてきた。

野沢スキー場はあまり詳しくは無いが、ある程度は分かるので詳報を期待したが、翌朝救出後はそれが報道されず、シンガポール経由の国際電話のリレーでとか、雪洞の天井はスキーとスノーボードで覆ったとかだけで、原因の究明は無いままだ。グループでスキーをするとき、余程上手な人同士でなければ、相当な間隔をとって滑るものだ。それが親子4人団子になってスキー場で迷ってしまうなんてどういうことなんだろう?遭難した時刻もはっきりしないが、リフトなりの機械が動いている時間帯に登って滑り始めたであろうから、辺りが見えなくなることも考えにくい。

若かりし頃に好まざるにも拘らず、単に下手くそなだけだからスピードの制御ができずにコース外に飛び出した経験があるが、こういう時は一緒に滑っていた友人に救出してもらったものだ。従ってこの親子の場合はどう考えても、集団で好んで場外に飛び出したとしか思えない。と言っても勝手に死ねとも言えないし、助かってよかった。何れにしても、また来月スキー行きを計画している身としては、他人事とは思わずにスキー場でさえ遭難の危険があることを肝に銘じるよう心掛けたい。

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