居心地の良さ

案の定センター試験の2日間は受験生諸君には辛い天気となった。この時期としては殆ど毎年の話だから当事者は心得ているだろうが、傍観者としては気の毒にと思わざるを得ない。しかし考えれば、試験そのものが結構な試練だろうし、これからの長い人生には数々の試練が待ち受けているのだから、お天気の具合くらいは大した問題ではないかもしれぬ。

それにしても正月早々から世界では、激動の今年を予想させるような様々な動きが見られる。暇だからと言って、さしたる用事もない温暖な地方を夫婦でのんびり旅行(しかも多額の税金を手土産にぶら下げている)ができる1国の首相は珍しいだろう。尤も国会が召集されるまでは休むのが当たり前と思っているのは閣僚に限らない。与野党全ての議員がそうみたいだ。問題とすべきは日本の国内事情が果たしてそんなに暇なのかどうかだ。

与党議員にとってはそうであっても、問題を発見しなければならない野党議員の罪は大きい。書くのが嫌になるくらい総理批判を書いてきたが、総理をいくら批判しても始まらない。批判勢力が育たないことには何も変わらないのだから、お願いだから野党とマスコミにはしっかりしてほしいものだ。アメリカのオバマ大統領最後の演説でもい言っているではないか。民主主義は権力者によってサポートされるものではないし、市民がボーとしているとそうでなくなる危険性がある。

オバマ氏はアメリカがそうであることを指摘しているのだが、日本はどうか?まともな野党がいないばかりかマスコミもかなり危うい状態とも言える。アメリカ次期大統領の記者会見を見る限り、アメリカのマスコミは権力へのチェック機能を維持しようとする努力がはっきり伺える。民主主義がどこまで健全性を保っているか分からない日本でも、何ら不自由を感じず、居心地良さを感じている人が半分以上はいるらしい。結構なことだ。

北朝鮮なんかも公平な第3者が世論調査をすれば、居心地良いとする人が日本以上に多く出るだろう。

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