マスコミに「喝!」

今年も終わりなので、来年に期待ができそうなことでも考えて気を紛らわそうと思った。個人的にはさしたることが無いのが一番だ。娑婆の動向では、東京都で見えてきた自公連立の綻びが拡大するのが最大の楽しみと言える。なかなか国政までには及ばないのかもしれぬが、自民党の中も18年の総裁選に向けて混乱が生じれば面白いが、石破氏や岸田氏にそれだけの力量を期待するのは無理かな。

それでも今月初めの世論調査では、安倍内閣の支持率が久しぶりに少し下がったようではある。この傾向に拍車をかけるには、年金改革かなにかで市民運動に火が付くといいのだが、残念ながら全くその気配が無い。野党が弱くても、マスコミがしっかりしていれば可能性はある筈だが、本当に我が国のマスコミはだらしがない。日ロ首脳会談後のテレビ報道を観ていると、こちらの方が恥ずかしくなる。

会見終了後の記者会見が報道の全てであると思うが、会見終了当日夜の番組にNHKは勿論のこと民放全キー局が総理をスタジオに招いて生番組を全国に放送した。全部を丁寧に見たわけでないが、内容は周知のとおり。頭に言い訳みたいに海外での受け止めや元島民の声をサラッと流しはするが、あとは例によって例のごとく総理の言い分だけをそのまま否定もせずに聞き流し、誰一人問題点を厳しく追及できない。

話が少し飛ぶが、芸能界に和田アキ子なる歌手がいる。このおばさんは何もヒット曲が無くても何年にもわたって紅白歌合戦に出演し続けていたそうだ。酒癖が悪いのが芸風みたいで、芸能人仲間からはゴッドネーチャンと恐れられ、テレビ業界には欠かせない人材らしい。それでもやっと今年の紅白から外されたとのこと。それでも業界でのポジションは簡単に変わらないかもしれぬ。しかし、紅白の制作者側は彼女の人気がピークをはるか後にして下がりつつあることを知っていたのだろう。

芸能番組のプロデューサーでさえ、業界の評判と本当の人気の差異は分かっている。国民の空気を最も敏感に受け止めなければならない社会情報系のプロデューサーが何故総理のお先棒担ぎをして、政権に媚びなきゃならないのか。NHKだけだったら未だ分かる。日テレとフジ系も良しとしよう。これまで少し期待をして見守ってきたテレビ朝日系列とTBS系列には本当に「喝!」である。

韓国の騒ぎを見ているとある種の羨ましささえ感じてしまう。所詮は日本人全体が豊かになりすぎて、それに馴染んでしまったということだろう。

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