年末3連休を目前にして

連れ合いの婆さんが昔は喘息もちだったが、最近はあまり発作に悩まされないようだ。その婆さんが、先日皇后陛下が喘息の症状で体調を崩された際に言ったことが気になっていた。「皇后陛下に何か強いストレスが掛かっているのではないか、自分の経験では強いストレスが掛かると症状が表に出がちだった。」小生の経験ではないし、婆さんも医学の専門家であろう筈もないから、眉唾であっても不思議はない。

ただその一言がひっかりを感じたのは事実で、普段から両陛下の激務を心配していたので、原因など何かは分からないが、何れにしても少しゆっくりされて回復に向かわれることを心中祈っていたのが正直なところだ。皇室報道は菊のカーテンで覆われ定かではないのが常で、どのように受け止めるべきか分からないが、軽く受け止めている人が多いに違いない。小生の受け止めはそんなに軽くはなかった。

ところがである、昨日の夕刊によると、今度は天皇陛下御自身の体調不良が小さく報じられていた。今日か明日かに予定されていた総理大臣との午餐会を中止されるそうだ。陛下のご意向に抵抗する総理大臣と飯なんか食えるか、と考えただけで微熱を発せられたならまだ良いが、もともと陛下のお身体は満身創痍でもある。今週の天皇誕生日は珍しく天気が悪くなりそうだ。祝賀に伺う市民も大変だろうし、陛下にも無理されないようにお願いしたい。

天皇陛下が、これまで憲法に忠実に生きることを旨とされたことは、憲法をよく知らない小生でさえ知っている。改めて憲法を紐解いて考えてみると、憲法は天皇陛下に過酷すぎるのかもしれぬ。昭和天皇が終戦直後に人間宣言をされて、天皇の地位が神から我々と同じ人間になったと教わった。しかし、憲法第1条に規定さている「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」2度も使われてい る「象徴」とは一体なんぞやだ。

掴みどころの無さでは「神」と大差無いのではないか。嘗て(特に大正から昭和の前半で)憲法や天皇の意思を無視して軍部が暴走したと全く同じように、政府が憲法と天皇の意思を全く無視して暴走を始めている。8月の「陛下のおことば」なんぞどこ吹く風ではないか。以前にも書いた通り、政権から有識者に指名された連中は恥ずかしくないのか。偉そうなことをっているが、権力の犬に成り下がっているに過ぎないことは万民が認めるところだろう。

野党民進党が言い始めたようだが、明らかに憲法の第1章<天皇>は見直すべきかもしれぬ。自民がこれに悪乗りして9条を弄ろうとするのが気にはなるところだ。

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