来し方は兎も角・・・

師走も半ばになったのでいろいろやることがありそうだが、年寄りの身にはそれ程のことは何も無い。年賀状も自宅で制作できるようになったし、毎日が休日であれば年末年始の休暇は関係ない。勿論旅行なんぞ考える必要も余裕もない。10月に事務所閉鎖して以来書店で本を買うこともやめたので、正月お伊勢参りの往復に読む本は区立図書館から借りだすことに決めている。日本経済への貢献が一切無い非国民的爺となってしまったが、責任の一端は政府にも押し付けたい。

今年1年を振り返ると、個人事務所の閉鎖が最大のイベントだったが、昨日までに無事終了した。また、10月に昨年の前立腺がん治療から丸1年目の検診を無事通過したことも目出度いことだ。来年についても特段の希望は無いが、今後はなるべく無事であってほしい。年寄りが気を付けるべきことは転倒しないよう、風邪をひかぬようと聞くので、そのためにも無理をしないよう心掛けたい。

小さい頃、父が冗談交じりに家庭円満の秘訣は「夫唱婦随」に非ずして「婦唱夫随」と言っていた。若い頃にはピンと来なかったが最近は本気で心がけようと思っている。一つどうしてもその通りにならぬが「ブログ」。これについてだけは婆さんへの抵抗を続けるつもり。本人がパソコンに触ることは永久にない筈ですから、親類縁者の読者の皆様にもご協力をよろしく願います。

個人的には平和な1年だったが、一人で喜んでばかりはいられないだろう。今年は子や孫の世代から見て、大きな曲がり角になった年であったかもしれない。
何十年も先のことは分からないが、結果的に禍のもとにならずに済むことを祈りたい。兎に角政治が荒れすぎた。民主的選挙を前提にしていながらどうしてそうなるのか、将来に禍根を残しそうな原因について思うところを書いておきたい。

問題発言(中高生時代の不良経験)で今日も大々的に報じられた兵庫県西宮市の市長今村岳司氏(44歳)のことを例に引こう。氏は京都大学出身後、リクルート社に勤めて1年で退職してすぐ翌年には市会議員となって26年まで4期務めて、直後に市長に選ばれている。少なくとも経歴的には立派な人に見えるし、世間で言うところの頭も良いのだろう。しかし報道されている発言には違和感があり、批判も多いことが当然でもある。

先日本田宗一郎氏の講演を引いて教育の在り方に疑問を呈した。本田氏が指摘した問題点が、この市長さんの出現が見事なくらい当てはまる。国政にあっては尚更なことである。皮肉を言えば有識者には事欠かない国柄かもしれぬが、識者ばかりで国家国民を正しくリードできるのか?世界の笑いものになりはせぬか?先を案じても詮無い年寄りの嘆き節だ。

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