2016年6月24日金曜日

あの暗い時代?

今日、英国のEU(欧州連合)からの離脱の是非を問う国民投票で、離脱を求める票が過半数を獲得したらしい。1973年に前身のEC(欧州共同体)参加以来43年にわたる歴史に近い将来終止符が打たれるとのこと。拡大を続けてきたEU側からすれば離脱は初めてのことのようでもあるし、英国の一部であるスコットランドは早々と「我々はEUと共にある」との声明を発しているそうだから、つい先日行われた独立運動が再び盛り上がるのも必至なんだろう。
何となく騒然としそうだ。

このことが世界経済、ひいては日本に与える影響は凡人には全く予想もできないが、少なくとも今日の株式市場は相当な混乱状態らしい。素人的に言えば円の国際的評価が相対的に高くなるのなら結構ではないかと思ったりするが、そう単純なことでもなさそうだ。難しいことはさて置き、いま日本は参議院選挙の真っただ中、連日与党々首の皆さんから「民主党政権だったあの暗い時代に後戻りしてはなりません。」と耳にタコができるほど聞かされる。

今がどんなに明るく素晴らしい時代か理解できぬので、民主党政権が出来た平成2009年当時のブログを引っくり返して読んでみた。丁度うまい具合にこのブログは2009年4月1日から書き始めている。確かに景気が良くてウハウハとは書いていないが、気持ち的にはそんなに暗そうでもない。このサイトでブログを書き始める前2005年の10月からmixiで日記を書き始めていたので、更に遡って昔の日記を読んでしまった。

我乍ら昔の方が余程面白く書けている気がする。因みに2006年5月6日はこんなことを書いていた。以下引用

【どこかのテレビ局に朝から枡添要一と山本一太が出演して沖縄の基地返還とアメリカ軍再編問題絡みで喋っていた。他に政治家では共産党も一人いたがここでは省略する。 

2人とも盛んに「国益」と言う言葉を連発するのが先ず気になった。 

というのは沖縄から海兵隊何千人かをグアム島に引越しさせるのに7000億円を日本が負担する事、更にアメリカの偉いさんが「再編問題絡みで日本が負担するのは約3兆円」と言った例の問題。 

これに関してマジで曰く 
「日米安保と言うのは、日本が攻撃された時に反撃に出動するのはアメリカの兵隊さんで日本の兵隊は出て行かないのです。しかもアメリカが攻撃されても日本は兵隊を出さなくても良いようになっているのです。その代わりにお金を出すのです。言葉は悪いかもしれないが、暴力団に守ってもらっている商店の人がお礼にお金を出すのと一緒です」 

2人とも自民党の参議院議員だが、公共の電波とやらでいけしゃ~しゃ~とよく言うよ。】 

2006年は63歳で起業して4年目、精神的には一番充実していた時代だと思う。今の世の中、65歳の定年近くで起業しようと思う高齢者がどのくらいいるだろうか。与党々首とは真逆の思いである。

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