2016年6月19日日曜日

「父の日」

今日は「父の日」とのこと。昨日婿さんが甘党の私のために態々お菓子を届けてくれたそうで、初めて知った。「母の日」があるから「父の日」があるのも当然なんだろうが、いつ誰が決めたものだろうか?少なくとも父の生存中に父の日を祝ってあげた覚えが全くない。18歳で東京に出てくる時まで、家では基本的に食事を全員揃って食べていたので、父と顔を合わせる時間は結構あった筈だが、記憶に残る父との会話は少ない。

父が自ら称していたように超保守的な家庭だったので、下層階級の子供は何事も中間管理職の母を通してご意向を伺い、ものを申し上げてもいたような感じがする^^笑。従って記憶に残る父の言葉は少ないが、何れも今となると貴重なものだ。自分自身も、子供たちの教育は家内に任せきりで、家にいる時間は非常に短かった。故に子供たちとの会話が少なかったことでは父といい勝負かもしれぬ。どんな言葉を記憶に留めてくれたかは知る由もない。

せめてブログでも読んでほしいが、我が家の中間管理職が大のブログ嫌いなので、子供や孫たちも婆さんに遠慮してこのブログを敬して遠ざける傾向にあるのは残念なことだ。言葉と言うやつは確かにあまり多くても説得力に欠けるのも確かだろう。このサイトで書き始めてからだけでももう2千回近い。公衆便所の落書きの心算はないけれど、婆さんに言わせると「百害あって一利も無い」とのこと。そこまで言われて書き続けているのだから、メンタルでは舛添級かもしれぬ。

参議院選挙が近づいて各党のお歴々がテレビ連日登場する。中で最も目立つ自民党安倍総裁、彼は残念ながら子供がいない。そのせいかどうかは分からぬが、言うことがやけに子供じみていることが気になってしまう。中でも他党に対する「無責任」の連発。国民に対して大きな責任を背負っているのは与党、野党の仕事はその責任を追及することにある筈。何で野党が憲法に足する対案を提示したりする必要があるのか、消費税増税をしないことで生じる財源不足を補うため、2年に限って赤字国債を発行することが何で「無責任」なのか。

党内では言葉遣いに注意が出来ないばかりか、総裁の仰ることを鸚鵡返しに言うことを義務付けられているかのようだ。せめてマスコミには何とかしてほしいが、これも期待できそうにない。残念至極。

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