2016年5月16日月曜日

またも腰痛

先月末の30日に長野で山歩きをして以来どうも腰の具合が悪い。昨年も4月に腰が悪くて医者に行った。季節と関係あるとも思えないが、昨年のきっかけが何であったかは思い出せない。兎も角昨年はかなり重症化して坐骨神経痛にまでなり苦労したことだけははっきりしている。今年はその二の舞になるのが嫌だ。早めに何とかしたいと思ったが、果たして早めであったかどうかは分からない。

昨年は前立腺がんにも悩まされたが、腰痛の再発も恐れていたので、自分なりには気を使って日常足腰のトレーニングをしていた心算ではあるが、自己流のトレーニングでは効果が知れているのだろう。仮に専門家に見てもらったところで、骨や筋肉細胞の強化が可能かどうかである。年齢的なことなんかも関係するだろうし、「まず無理と知れ」とは思いつつも自己流トレーニングの呪縛からは逃れられない。

整形外科は1年ぶりでもあるので、昨年と同じ部位を再度レントゲンを撮ってもらった。昨年版と並べて比較して見せてもらったが、殆ど違いが分からない。
骨盤に接する脊柱とその上の脊柱との間はもう殆ど隙間が無くなっている。更にその上の脊柱との隙間が他と比べると気持ち狭い。写真を拡大しても昨年比でより狭まっているようには見えない。ベッド上で足を持ち上げたり曲げたり、ドクター手とこちらの足とで力比べをする。腰を屈めるテストをする。

その度にドクターが手際よく数字を言って看護師に記録させる。一連の診断も昨年と同じ手順だ。数字の昨年比は聞かなかったが、思うにその一時間前に接骨院で治療してきたばかりでもあったので、有意差は無かったのではなかろうか。何故なら、診断結果が脊椎間狭窄が昨年に比べ特に悪化しているとの評価は無かった。ただ、脊椎の周囲の筋肉が固くなっているので脊椎の保護が弱体化しているのでしょうとの診立てである。

その通りだと思う。もともと身体が硬いのだ。昨年夏以来週に二回ジムに通って自己流の筋トレをしているが、あまり効果はなさそうだ。ドクターが痛み止めと筋肉を柔らかくする薬を昨年同様に処方してくれたが、昨年は後者は殆ど服用しなかった。そのことを言おうかとも思ったが、好意を無にして気分を害するのは良くないので言わずに置いた。昨年よく効いた「リリカ」の処方が無かったので聞くと、あれは神経に直接作用する薬なので坐骨神経痛に至っていないので今のところは要らないでしょうとのこと。

代わりに、コルセットを出してくれた。実は昨日テレビでCM「バンテリン巻いてま~す。凄い楽でした」を観て、薬屋に行って買おうかなと思ったのだが、一日我慢した甲斐があって200円で済んだ。身体のケアーは日を追って厄介になるが、自然の摂理と諦めるしかないだろう。

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