2016年4月14日木曜日

選挙模様

今年我が国の参議院選挙が行われる予定になっていて、併せて衆議院解散もあるかもしれないことが毎日のように報道を賑わせている。確かに最近街を歩くと参議院候補者と思しき者のポスターに加えて現職衆議院のポスターが目につくようになった。定数削減の影響があるのかないのか知らないが、我が地区は自民党小池百合子さんの選挙区である。彼女の新しいポスターが大分目につくので、与党もうかうかしていられない気分なんだろう。対抗する野党らしきポスターは幸福実現党とか訳の分からぬ党ばかりだ。

前回まで立候補していた元民主党議員は、2回続けて落選してもう立つ気力が無くなってしまったようだ。折角2回続けて投票したのでちと残念でもあるが、
何よりも自公に比べると選挙対策が遅れているようで、後継候補の名前さえ伝わってこない。実は衆議院民進党候補者も既に決まり、活動し始めているのかも知れぬが、こちらの関心が薄いので認識できていないだけかもしれぬ。何れにせよダブル選挙が行われた場合の結果、自公の高笑いが今から見えるような気がする。

日本のことはさて置き、韓国でも国会議員選挙が行われているらしいことを昨晩からのニュースで知った。今まで何で知らなかったのが不思議だが、韓国の政治制度は日本とかなり異なっているようだ。大統領がいるのは知っていたが、三権分立は日本と同じでも立法府(国会)のありようが大分異る。まず一院制で議員定数が300人、任期が4年で解散が無いとのこと。確か人口が日本の半分程度と思うので、議員数が少ないのは当然にしても300人とは羨ましいことだ。

韓国では今回の総選挙の結果、与党が過半数割れになった。大統領任期がまだ2年近くあるらしいので、大統領を頂点とする行政府が苦労するだろうと報じられている。大統領も直接選挙で国民が選んだので大いなる矛盾ともいえる。要するに国民の意向は不変ではありえないということなんだろう。アメリカも大統領選真っただ中で、報道が頻繁にあるが、これも国民世論(風向き)が前回と大分変わってきているようだ。

国民世論と言えばパナマ文書なんて得体のしれない秘密文書の流出で、世界中が大騒ぎをしている。その割に日本のマスコミは意外と冷静だ。何でも日本からタックスヘブンに流出している金額が50兆円になることが分かっているらしいが、その中に「電通」が含まれているらしい。騒がないのはそのせいかもしれない。

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