2016年2月22日月曜日

久し振りに山の話


普段池袋界隈から離れることは滅多に無くなったが、今日は仕事をしていた時から付き合いがあり、仕事を離れてからも何回か近郊の山歩きを共にしたこともある古い友人に誘われて、人形町の高級和食店で昼飯をご馳走になった。友人はさほど齢の違いはないものの、未だ現役でもある。こちらはリタイアしてから大分経つので、彼が現役であることは些か羨ましくも思ったりするが、話を聞くうちに、現役でいればいるなりの苦労や悩みがあることが改めて認識できた。

隣の芝生の喩えではないが、やはりリタイアメントにはそれなりの気楽さがあるのだから、もって善しとすべきだろう。それはさて置き、彼がお土産迄用意してくれて、そのうちの一つが昨年登った北アルプス常念岳から蝶ヶ岳への縦走記録DVD。帰宅して早速ファイルを開いて1時間半以上かけて動画と写真全てをじっくり見た。昨年7月29日から8月1日は梅雨が明けたばかりで、絶好の天気に恵まれた山歩きだったようだ。

我が身を思い出すと、丁度その時は毎日炎天下を病院通いの辛い日だった。しかし現在の体調はあの時が嘘みたいに回復しているとも言える。そんな近況を交わしながら、主に彼の今年の山行き計画についてあれこれ話し合った。本格的決定に至っていないようだが、出来れば今年は南アルプス北岳方面に挑戦したいようでもある。気持ちは分かり過ぎるくらい良く分かるので、つられてこちらもたいして無い知識を偉そうに喋ったりして、久し振りに楽しいひと時だった。

帰宅してから見た映像や画像はどれを取っても素晴らしく、山に対する懐かしさが湧いてきた。しかし幾ら懐かしくあろうとも、応分の体力が伴わないと敵わないのが山登りだ。昨年秋の雲取山で嫌と言うほど思い知った。今年は暖かくなったら近郊の里山からボチボチ山歩きをと考えてはいる。取り敢えずは来週の月火と志賀高原で高校時代の仲間とスキーをすることにしている。ここである程度の体力や脚力について、自分なりの見当を付けて見たい。

ともあれ、冒頭に掲げた写真は、2013年2月11日に丹沢の塔ノ岳に行った時の写真。友人に触発されて自分が元気だった頃を忍びたくなった。今にして思えば嘘みたいだが、3年前にはまだ雪の残る丹沢に行く元気があったわけだ。来週は高校の同期生からもパワーを貰うことになるだろう。兎に角もう少し元気を出そう。

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