2015年10月22日木曜日

リハビリハイキング




月曜日のブログで書いた通り、今週は頭から素晴らしい天気だった。過去2年間山歩きを自粛してきたが、こんなに天気も好いし身体の調子も徐々に良くなってきている。19日の昼頃この絶好の天気を逃す手は無いので、山歩きに挑戦しようと思い立った。翌日出発となると行くところは限られてくる。近間の奥多摩でどこにしようか少し迷ったが、結局通い慣れたるの心算で雲取山に決めた。

翌日も快晴、池袋発7:30の西武電鉄レッドアロー号なので、起床時刻も平常と足して変わらず、婆さんにも余り迷惑掛けずに済んだ。予定通り10:30頃から三峰神社を起点に歩き初めるが、やはり久しぶりなのでペースがうまく作れない感じ。しかし道は何度も来てよく分かっている。何とかなるだろうと高を括って歩き続けたが、行程の半分くらいで足がつると言うか、硬直して上がらなくなってしまう。こりゃいけないと休憩を取り、持参の津村順天堂の漢方薬68[芍薬甘草湯]を飲んで気を取り直す。

結局同じバスで来た4人の中では一番最後になり、5時間半以上かかってようやく山荘に到着。山荘は客数も20人一寸くらいだったろうか。比較的すいてはいたが、予約を入れるのを忘れてきたのでフロントでいきなり文句を言われてしまう。こちらが悪いのだから仕方がない。お客さんはやはり同じ年恰好の人が多かった。その中で2歳年下ではあるが山にかけては大ベテランの人と仲良くなって、消灯時刻の8時半まで四方山話で楽しく過ごす。

翌日の昨日も朝から快晴、昨日が余りにきつかったので、無理をせずゆっくり鴨沢に降るつもりで6時15分位に山荘を出発。殆どの人は10時40分かのバスに間に合うように6時前には出発したが、その後は13:58までバスが来ないので、相当ゆっくりできる筈だった。

ところが、小生よりさらに遅れて出発した先夜仲良くなった人に山頂で再会。聞くと三条の湯方面に降る予定とのこと。少し遠回りになるだろうことは当然予想できたが、7回も来ていて未だ一度も通ったことが無いルートの話だ。バスについて聞くと3:30まであるから全然平気とのこと。連れて行ってもらえぬかと頼むと快諾してくれた。彼にも昨日の状況は十分話してあったが、二人とも足に不安が残っていても、降りだから何とかなるだろうと意見が一致した。

降り初めは急斜面が30分ほど続き、ちょっと不安になるが道を選んでしまった以上仕方ない。しかし急坂を500mほど下るとゆったりした降りの巻道になる。これが1時間ほど続くが、この間の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがあった。人っ子一人通らず紅葉が真っ盛りで勿体ないくらい。結局山頂から7時間半に亘る長い道中で、最後の45分は又足が前に出ない憂き目にあったが、素晴らしい山行きになった。

今日も身体の方は後遺症で大変である。毎日1万ぽ歩くことだけは意識してトレーニングのつもりでいたが、平地の歩行と山での歩行が全く異なることを思い知った。これから月に1回くらいは近くの里山で歩くことを心掛けないといけない。

詳細をヤマレコにアップしました。

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