2015年8月20日木曜日

季節の変わり目を感じるが

蒸し暑さは少し残っているが、今日は気温がふだんほどでないので病院の往復が少し楽になった気がする。放射線治療もやっと明日で前半の4週間が終わり、来週から後半の4週間が始まる。これまでは高校野球に殆ど興味はなかったが、毎日病院で13時から14時の1時間待合室でテレビ観戦してしまった。今日も初回で東海大相模がいきなり4点を先取したので、仙台育英は神経が切れて、このままずるずる負けるかと思いきや。流石決勝まで勝ち上がった球児たちだ。

帰宅すると8回の裏が終了したところで、なんと6対6になっていた。結果的には負けはしたが、評論家の張本勲氏に代わって両校に「アッパレ」を上げたい。高校野球をテレビで垣間見て思うのは、選手インタビューの受け答えの清々しさに感動してしまう。婆さんはいつも「馬鹿な政治家に見習わせたい」と言っている。見る人が見れば実力の差について解説できるのだろうが、こちらは技能を評価する眼力はゼロであることを念のため申し添えておく。

高校野球も終わると、夏休みも残り10日なんて子も多いことだろう。昔は高校になったら宿題なんかなかった気がするが、現代はどうかな?孫が二人高校生なので聞いてみたい気がする。昔も今も、宿題なんかより進学の為に自分で建てた計画の方が大事なんだろう。小学1年生の孫もいるが、聞くところによると、朝ごはんの後で自分から進んで宿題をしているとのこと。我が子孫には他県から異質の血が取り込まれているので、我が劣性遺伝が継承されないでいるとすればこんな喜ばしいことはない。

兎も角、確実に夜明けが遅く夕闇の迫りが早くなっている。夕方には草むらから虫の声も聞こえるようになった。若人には季節の移り変わりは新たな感慨をもたらすだろうが、同じような訳にいかないのが残念でもある。暑さがぶり返しても精々あと1か月、その頃は連日の病院通いからも解放される筈だ。そしたら何をするかだが、今のところ特にしたいこともない。考えると寂しいことだ。

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