2015年6月14日日曜日

日常生活パターン

割合几帳面な性格なのか、老後の生活も何となく自らにルールを課して、日頃なすべきことを決めたりタイムスケジュールを管理しているようなところがある。例えば1日に必ず1万歩くらいは歩こうとか、夕方にはブログを書くとか、土日は多少さぼってもいいが、せめてプールに行って水泳をしようとかである。そんなに厳格ではないが、特段することが無い老後であれば、そのように生活の基本線を決めておけば何かと便利では思った次第だ。

生活に変化が少なくなっているのは事実だが、それでも病院に行ったり、友人に誘われて飯を食いに出かけたりすることはたまにあるし、そのことは余り苦にならない。ところが先週水曜日、ブログも書かなかったが、友人の依頼で少し仕事めいたことに付き合い、その流れで夜の会食となって帰宅したら9時を回っていた。昼前から出かけて友人と落ち合ったのが東京駅八重洲口で1午後1時。それからの移動は友人の車ばかりなので、歩行数も普段の半分5千歩程度に過ぎなかった。

しかし8時間以上もスーツを着ているだけでも疲れるのに、慣れない気を使ったせいか、昨日は疲れがどーっと出て何をする気にもならなかった。インターネットで、前日日本記者クラブで行われた山拓さんや亀井静香さん達の記者会見を1時間半ほどぼんやり見た後、何処にも出かけずネット碁だけで1日が終わってしまった。ネット碁なんか散々の成績で、このところ少し成績が上がってきてた筈が、奈落に突き落とされた感があった。夜になっても気分が落ち込む一方で寝るのも早く、10時前に寝ついたのは珍しいことだ。

自室に行く前には、明日もプールを休もうと思って、婆さんにもそう言い、寝る前に飲むと言って風邪薬を枕元まで持って行ったが、それを飲む前に眠くなって寝たしまった。ところが今朝起きると、丸1日身体を休めたせいか何となく気持ちのノリが良い。どうすればこんなに気が変るか知らないが、やはりルール通りにプールに行かねばと気が変った。

泳いでも歩いても普段通りである。自分で自分に仮病を使っていたようなものだ。プールで会話する数少ないご同輩に挨拶がてら「昨日は何となく身体がきつくてサボりました。」と言ったら「我々ぐらいになったら、たまには休んだ方が良いよ。」と返事返ってきた。

これからサボりが多くなる予感もあるが、型に嵌ったやり方が楽に感じるところもある。

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