2014年7月7日月曜日

参りました

先週来問題にしている我が持病の前立腺肥大の件。先週金曜日に掛かりつけ泌尿器科医に紹介状を書いてもらい、それを持って近くの日大板橋病院に行ってきた。受付に並んだのが8:25、紹介状持参者の番号で13番目。不吉な予感がしたが、9:50には泌尿器科受付にカルテを提出できた。本日の担当医は5人なので、遅くも昼頃には診察は終わるだろうと腹を決めた。

これが大甘で、診察室に呼びこまれたのが14:00。診察と言っても特に触診がある訳ではない。1年前に検査入院をしているデータと、その後掛かり付け医で受けた検査2回分のデータを見比べただけ。単なる前立腺肥大の可能性もあるが、これを縮小する薬に切り換えると、悪性腫瘍を覆い隠す危険もある。だからもう一度生検をして、その結果を見た上でのことにして下さい。これが結論である。

ものの5分も掛からない話だ。それでは明日にでもして貰いたかったが、そうもいかぬらしい。検査の予定をチェックしてもらい、直近の7月22日から2泊で決まり。それではこれから入院のための機能検査やらに廻って頂き、帰りに入院予約をして下さいとのことで、全行程が終了したのが16:15.何のことは無い、丸1日がかりになってしまった。特にすることない年寄りではあるが、丸1日病院の長いすに座り続けて無念無想。

今更腹を立てても仕方がないので、やや参禅の趣だったかもしれぬ。

2 件のコメント:

中Chan さんのコメント...

こんにちは

・忍の一字。一日を極めて有効に使われたと思います。

・「紹介状を頂いて、名医に掛かる事が肝要です。」

・主治医等の紹介状がある場合、名医といえども、
 自らの専門医生命を掛けて慎重に診断します。

 主治医等に診断の理由・望ましい措置を解答する
 場合もあるでしょう。

・もっとも、紹介状の有無に関わらず、最善の診断と実績を
 挙げるので、名医と呼ばれるのでしょうが。

・高齢化社会の歪みとの見方も有りますが、
 評判の良い病院だから朝から行列が出来ていると考え
 れば、ラッキーな一日だったとお考えになって間違い
 ないと思います。

・生検で異状が見つかっている場合は、証拠十分ですが。

・1回の生検で異状が見つかっていない場合は、証拠
 不十分ですから、悩ましいところで、担当する紹介先
 医師は、自分の目で、もう一度確かめないと「白」と
 判断しないのでしょう。

・「これを縮小する薬に切り換えると、悪性腫瘍を覆い隠す危険もある。」
 今回の判断は、極めて慎重で妥当な1次診断だと感じました。

 不透明だった現状に対し、明確な理由で、方向性を明示された、
 名医の「5分診断」は、値千金ではないでしょうか。

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・私の母も、かつて主治医に心臓に異常があると言われ、
 当代一の名医・故榊原先生の診断を受けましたが、
 手術は不要な範囲に、とどまっていると診断され、
 手術も薬物治療も無く済み、以後、95歳の生涯を
 全うできました。生涯、心臓は問題なし。

・「紹介状を頂いて、名医に掛かる事が肝要。」と言う
 思いは、母の経験からも日頃感じていることです。

注)榊原 仟(さかきばら しげる、1910年10月13日
 - 1979年9月28日)は日本の医学者。心臓外科の
 む世界的権威として知られた。福井県出身。
 ・関連事項/榊原記念病院あり。 <ウィキぺ>

senkawa爺 さんのコメント...

中Chanさん
コメントをありがとうございます。
貴兄の仰る通りで、私も妥当な診断だと満足しています。