2014年7月16日水曜日

昨日のブログは不明の至り

慌てる乞食は・・とはよく言われる警句であるが、全くその通りだと思う。子供の頃からガッテン太郎と不名誉なあだ名を頂戴するくらいだから余程肝に銘ずべきだが、三つ子の魂で悪癖はなかなか直らない。早とちりの失敗は多いが、得した思う記憶は皆無に等しい。昨日のブログで国会閉会中審議を無意味とさんざ貶し、最後に共産党の質問だけ後日チェックしてみようと書いた。ところが今日池袋を散歩中に夕刊紙の広告を見て気がついた。昨日のブログは早とちりだった。

スタンドの褌広告に「総理の異常な言動、薬の副作用か?」とでかでかと書いてある。昨夜テレビ朝日報道ステーションで垣間見た参議院での審議の中で、民主党福山哲郎氏の質問が少し取り上げられていた。昨日のブログに書いたことについて彼が問い質していたようでもあるので、先ず彼の質問をチェックしてみた。持ち時間は1時間にも満たなかったが、法制局長官をして、次の2点を認めさせているので、それなりに意味があったと認めずばなるまい。

内容的には、今回の憲法解釈の変更が戦後2回目のことであること。にも拘らず、法案事例の診査も無しで、たった1日の極めていい加減な手続きで行われてしまっていること。新聞も余り強い論調では書いていないが、何れも極めて重大なことである。即ち安倍政権は、内閣法制局の存在そのものを否定しているのと同じである。そのことは別にして、夕刊紙の宣伝との関連である。昔から安倍総理の質問者に対する攻撃的な口調は昔から気にはなっていたが、福山氏とのやり取りを見ていても確かにどこかおかしい。

福山氏に「総理がヤジを飛ばさないでください。」と窘められたりしている。元々健康とは言えない体質のようで、一度総理を辞任したのも正真正銘の健康的理由だったのかもしれぬ。最近テレビで観ても、そんなに不調とも思えなかったが、言われてみると少し顔がむくんでいるかもしれない。考えてみれば、それこそ自分の時間なるものが、極論してしまえば一瞬も無いに等しいのだろう。

普通の人間で例え健康であっても、1年足らずで職を投げ出したくなっても不思議は無い。小生だったら1月と持たずに何処かがおかしくなるだろう。仮に非常に強い精神力の持ち主であったとしても、薬なんかのせいで精神状態がおかしくなっている人間が国を差配しているとしたら恐ろしい。夕刊紙の与太記事と思いたいが、国会を生で見ているとどうも気になってしまう。どう見ても質問者とのやり取りの不整合、応えにならない答を聞いていると心配である。

当然だろうが、総理が抱える身体上の問題については、名医が側について最新の薬を投薬していることだろう。最近は医療事故やら新薬のインチキがニュースになる時代なので気になってくる。

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