2014年5月21日水曜日

山口那津男(なつお)氏

昨夜はブログ友達のI氏にご馳走になって、夕方の5時から御徒町の居酒屋から始め、次いで湯島天神下まで飲み歩き帰宅すると10時になっていた。生ビールから始めて焼酎で終わればいいのに、昔湯島の花柳界で名声を馳せたという女将さんの店に案内されて調子づいてしまった。時間が少し早かったのか、他の客が入ってこない上に女将さんも結構飲みっぷりが良い。

こちらが日本酒の冷をやや大きめの杯でやり始めると、女将さん自分でも勝手に同じ酒を別に汲んで飲み始める。赤坂でやはり元芸者の女将の店を知っているが、彼女の場合強いことは強いのだろうが、こちらが進めると全部嬉しそうに受けはするが、実は非常に上手にカウンターの向こうで流したりしているのを知っている。昨日の女将はそんなインチキは全く無しで淡々と飲み続けていたから、女将の格としては一段高い評価をすべきかもだ。

何れにしてもこちらとしては飲み過ぎの感がある。朝から雨で肌寒いので、これも久し振りのことだが歩くことをお休みしてしまった。幸いI氏が貸してくれた面白い本もあるし、高校同期の友人が書いた新著もある。机上には他にも中学校に友人に貰った著書があり、これも読みかけになっているので、本日は読書に邁進することになった。結局どれも中途半端な読み方になったが、どうしてもI氏から借りたアクションドラマが一番捗ってしまう。笑

昨夜のことに戻るが、帰宅するとテレビ朝日の「報道ステーション」に公明党の山口代表が生出演していた。キャスターの古館氏はプロレス実況で売り出した例の調子(意味があろうと無かろうと、機関銃のように早口で言葉を並べる)なので、最近言っていることは比較的まともになっていると思うのだが、説得力に欠けるのは否めない。比べて山口氏の話かたは対照的で、落ち着いて淡々としているのだが非常に説得力があった。

決して好意を持っているとは言い難い公明党代表なので、これまで余り真剣に聞いたことは無かったが、これから始まる与党協議で公明党は国民の期待に応えることになるかもしれないと思う。昨日の産経新聞が世論調査結果で「70.4%が解釈変更で対応せよと」と答えたと発表したらしい。元外交官・天木氏のブログに「どこを探せばこんな数字が出てくるというのか。それでも、産経はわかりやすくていい。腹黒いのは読売と朝日だ。まだ発表していない。とっくに調査はやっているだろうに。」とのコメントが出ていた。天木氏ではないが公明党山口代表には国民の思いが解っている風情が伺える。

与党協議にいきなり代表が出席する訳ではないだろうが、公明党の団結力は共産党以上かもしれぬ。どうみても理は公明党側にあると思うので、自民党の甘言で篭絡されないよう頑張ってほしいものだ。因みに、山口氏の経歴について創価大学出身の弁護士とばかり思っていたら、婆さんが違うはずよとのこと。ネットで確認すると成程東大出身、しかも出身地が常磐(茨城県ひたちなか市)は那珂湊の出身だ。随分言葉も気も荒い地方だと思うが、全くその印象が無い。相当練れた人物と見た。

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