花は咲けども

都内では今日明日での入学式が多いようだ。今日の昼前後はあちこちで、真っ新な制服を着こんで正装の両親と歩く小中学生の家族連れの姿が何とも晴れがましく、はた目にも微笑ましい。明日は我が孫の高校入学式だそうだ。先週末我が家に立ち寄った娘に聞くと、さすが高校の入学式ともなると、父親は行かぬものらしい。今時恥ずかしいことでもないと思うが、ひょっとすると婿殿が少し今風でないのかな。

入学式に花を添えるのが温暖な天気と満開の桜が定番ではあるが、残念ながら今年の桜は、姥桜になってしまった。しかも今朝の冷え込みは真冬並みときたものだ。本来希望に満ち溢れるシーズンであるべきだが、今日目にしたのが、薄ら寒い天気同様「3月一杯をっ持って営業を終了させて頂きます。長年のご愛顧に感謝します」なる店舗の張り紙。しかも4枚も見てしまった。その張り紙に降りそそぐ花びらが何となく哀れを誘う。

小型のスーパーとコンビニと飲食店2店舗である。更に接骨院で聞いた話では
、前に通っていた接骨院も先月末で店仕舞いしたとの噂。報道では景気の良さそうな話ばかり聞くが、新年度早々東京のど真ん中で、シャッターが下りたままの店を見ると、デフレ脱却や景気の向上が俄かには信じられない。一方ではディズニーランドの入場者が過去最高とか、皇居で解放された乾通りの花見客が3日間で11万人とか景気の良さそうな話も聞こえてくる。

景気がどうなろうと年金頼みの身には関係ないが、年金給付は減少して介護保険料等の社会保険料は上がるらしい。幸い今のところ良く行く飯屋の料金は4月になっても変わらない。飯屋の親爺曰く「結局現代はイオンのような大手だけが生き延び、貧乏人同士で潰しあいをしているのだからどうにもならい。」
「親爺さんよ、定食500円は520円にすればいいじゃないか。」と提案したが、先週火曜日以降、只でさえ客足が減っているとのことで「とても値上げなんかできたものではない。」とのことだった。

唄の文句ではないが「花は咲けども 心が寒い」だ。明日がもっと春らしくなるよう祈ろう。

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