己を知ることの難しさ

今朝の新聞で見ると、「新潮45」5月号の広告に、特集「何様のつもり」と書かれている。大体毎号読んでいるので、そのうちに読むつもりではいる。対象は金正恩や習近平にプーチンのような世界の大物をこき下ろしているらしい。
執筆者が誰であるか知らないが、随分思い切った事を書く人がいるものだ。対象を日本人だけにしておけば、共感するところが多かったろうに。さすが外国主権国家の代表クラスとなると、何を書いているのか分からないが、我が国の総理をこき下ろすような訳にはいかぬだろう。

いま世界のリーダーの悩みの種はナショナリズムの台頭ではなかろうか?北朝鮮はいざ知らず、中国やロシアにすれば煽れば国際紛争に継ながりかねず、抑制すれば人気が無くなるし、頭が痛いだろう。日本の場合は、リーダーがむしろ煽っている気配すら無きにしも非ず。世界的流行では困るが現実問題であり、それによって指導者の支持率が高まるようなので困ったことだ。

「新潮45」5月号の特集にはアメリカのオバマ大統領の名前が無いようなので、オバマ氏は分を弁えた人物なのかもしれぬし、是非そうあってほしいものだ。それにしてもオバマ氏の場合、何をしても余り思うように世界が動かぬようで、国内外で弱腰、弱虫と叩かれていることは同情に堪えない。来週訪日されるとのことなので、我が国の総理のナショナリズム迎合姿勢をやんわり窘めてくれることを期待したいが、外交とはそんな軟なものではないかもしれぬ。

大統領の訪日が如何なる目的があり、日本にとってどんな意味を持つのか理解の及ぶところではないが、今週頭から都内の警備体制がメチャクチャ厳しくなっている。昨日の発表では明治神宮に赴く(流石に参拝とは書いていない)ことになっているらしい。これも不思議と言えば不思議なスケジュール。婆さんは「いっそ靖国神社へでも行ってもらえば安倍さんの為にもなったろうに。」と皮肉っぽく言っている。

下らぬことばかり書いたが、最近思っていることと少し関係している。小生ここ1年余りの最大の暇潰しがネットの囲碁である。ヘボなりに最近少し分かってきたことが「己の弱さ」。最初の頃は、負ける度に相手が強かったとばかり思っていた。最近は、相手が強いのは相対的な問題であって、根本的には自分が余りにも弱すぎることに問題がある、と思えるようになってきた。弱いと言うことは、囲碁について余りにも知らな過ぎるのである。

ものを知らないと言うことほど恐ろしいものは無い。囲碁にはプロなら皆知っている定石が約5万とか、手筋と称するものやら、覚えておくべきとされることは山ほどある。勿論アマチュアにもこう言った知識を沢山知っている人は多いことだろう。勝ち負けの世界だから、知識の多い人が有利であることは否定できないと思うが、知識の多少でいつも勝負が決まるわけではなさそうだ。

まして具体的知識は無いに等しい我が対局でも、たまには勝つこともある。何様でもない、己の未熟さを弁え、基本又は原則に忠実を旨として、無理をしない方が勝率向上に繋がるような気がしてきた。負けることが続くときもあるが、最近頭に血がのぼるようなことが少なくなった気がする。これだけでもまた囲碁が一層楽しくなった。

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