マスコミの記者自身は元々高禄を食んでいるので、執筆者自身が不景気を余り切実に受け止めていないのだろう。昨日は昨年10~12月のGDP指数の確定値が速報値より少し下がって発表になっているが、テレビニュースでは誰も問題にしていない。最近アベノミクスの宣伝じみた報道をあまり聞かなくなったが、第3の矢は今どこをどのようにどこを飛んでいるのだろう?直接関係する話ではないかもしれぬが、気にする人がいなくなったみたいで、少し不気味な感じさえする。
兎に角、「3年前の3月11日を忘れません。」とか偽つんぼの話とかはいい加減にしてくれと言いたい気持ちでいたら、今度はSTAP細胞の論文がインチキ臭いと言う話が出てくる始末。昨日は昼前から夜まで外出していたので報道に接することは無かったが、今朝も早よから小保方女史の話でもちきりである。報道が言っている意味は詳しく理解できないが、共同研究者が14人いて、その中のお一人が小保方女史の論文に疑義を投げかけて、記者発表したことは理解した。
不思議に思うのは、この山梨大学の若山教授が共同研究者であるならば、グループ内で意見を調整するまで発表を何故控えないのかだ。偽つんぼの身代わり作曲家の先生とは少し違うのかもしれぬが、どちらもマスコミに取り上げられた時点で、良い子になってしまう。作曲の東邦大の先生は18年も罪に意識に苛まれ続けた可哀そうな人みたいになっているが、果たしてそんなものだろうか?真相は分からないが、人を騙すことでは共犯関係にあったはず。18年間悶々としていたなんてことはあり得ないだろう。
こちらは金目が絡んだ仲間割れと見るのが自然で、どちらも同情に値しない。小保方女史の方は金銭は関係していないだろうが、若山教授の記者会見も釈然としないものを感じてしまう。メディアも若山教授に、記者会見については少し慎重に、とアドバイスするくらいの常識を持ち合わせた人間がいてほしい。
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