2013年12月9日月曜日

大人の玩具

小生にとっての一番の玩具はパソコンに他ならない。終日パソコンを弄って遊んでいる日が多い。最も時間が掛かるのが何と言ってもネット囲碁、多い時は1日に5局以上(多分4時間以上になる筈)に及ぶことさえある。目には悪いだろうし、マウスを掴みぱなしなので右手や右肩の感覚がおかしくなる時さえある。変に脳みそも使うので、頭に血が上って脳梗塞でも起こさなければいいがとも思うのだが、どうも素直にやめられない。

連れ合いの婆さんにとって最大の玩具は電話ではなかろうか。小生自身も携帯電話を持つようになって既に10数年は経つが、そんなに使用頻度は高くないし、電話の用事は1、2分で大体終わる。引き換えに、婆さんの電話ときたら1時間以上になることが屡らしい。最近は歳暮のやり取りのシーズンなので、やたらと電話の用事が多いらしい。電話は居間にしかないので、昨夜も「食事が終わったら早いとこ自分の部屋に引っ込んでくれ。」と催促されてしまった。

長電話を楽しむのだそうだ。自分で言っているのだから世話はない。先日の同窓会の折も友人が同じようなことを言っていた。男の電話は大概「これこれの件で、これこれだから宜しく頼む。」「よし、分かった。」で済むケースが多い。しかし女房の電話と来た日には「もしもし、今何している?」から始まり何を話しているのかさっぱり分からない。挙句の果てに「じゃあ、またね。」と電話を切った後になって肝心の要件を伝えていなかったことに気が付くことまであるそうだ。

小生のネット囲碁と同じで、電話での会話そのものが大いなるレジャーなんであろう。同席していた同級生、昔可愛かったお嬢さんが解説してくれた。何処も同じで、殆どの女性には会話を交わすこと自体が楽しみなんだから内容は全く問わないの。内容に余り意味が無い点ではこちらの囲碁とよく似ている。亭主の悪口と昨日の食事やおかずの話、共通の知人の悪口が定番らしいが、どれもさしたる意味は持たないようだ。

それでも延々と途切れることなく会話は続くものらしい。習慣化しているこのブログも下らないと言えばそれまでだが、これから出かけなくてはならないので、知りつつ下らぬ文章を書いた。

0 件のコメント: