2013年12月22日日曜日

一陽来復

今日は冬至、半年先の夏至の頃に比べると5時間近く日が短いらしい。朝の6時でも暗いし、日中は陽が射していても風が強くて寒い。今日は相応しい天気かもしれぬ。この日に柚子湯に入ったり南瓜を食べる理由は分からないが、冬至を祝う習慣は古来から世界中にあるようだ。確かに今日がどん底で、明日から日も長くなるし運気も変わると思えば、誰でも祝杯でも上げたくなるだろう。小生も本日は気分だけでも、一陽来復にあやかりたい。

来福でなくて来復だから若さを取り戻すと言うことかな。寒い中プールに行って一人で考えた。何故か今日はプールが空いていた。寒くて出不精になる人が多いのか、年末で忙しいのか、理由は様々だろう。寒さだけであれば、こちらも相当寒さには弱い。むしろ寒いの嫌で、湯治場に行くようなつもりでプールに行く意味もあるのだから、来ない方が損のようにも思う。秋ごろまではプールに入る際、ヒヤッとした感じがあったが、最近は最初にぬるま湯に入ったような感じがする。

プールの監視役のお兄さんに水温を聞いたら、水温が30.8℃、室内温度が30℃だった。差が無いに等しいのだが、そんな感じがするのは何故だろうか?物理が得意の人に解説して頂けるとありがたい。丁度2時間くらい泳いだり歩いたりストレッチをしたりして、締めくくりにミストサウナで大量の汗を出すと身体が程よく暖まる。寒風吹きさらしのなかを30分ほど歩いて帰ってくるのが気持ち良い。多分に健康的だと思うのだが、面白いもので、似たようなことを毎日の習慣にしているご同輩が、風邪を引いたようで調子が悪そうだ。

昨日は来ず、今日は来るには来ていたが、酷い風邪声である。プールに入らずストレッチとミストサウナだけで早々に引き揚げていった。小生同様、普段はパソコンに向かっていることが多いと聞いているので、明日は我が身とならぬようにしなければいけない。しかし、俺だったらあんなに酷い状態でプールへなんか先ず来ないだろう。奥さんが居ないと聞いているが、どんな生活をして何を考えているのか、他人様の考えることは想像できない。

年末と言えば、仕事をしている頃はやたらと忙しかった。、役所絡みの仕事も多かったので、毎晩のように予算関係の情報取りと、担当者への差し入れ。11月下旬からだったろうか、お歳暮のチェックや年賀状のチェック。いろんな人との忘年会もこなさなければならない。29日頃政府の来年度予算が上がるとホッとしたものだ。今年は人からコンクリートへの時代に戻り、大分昔の姿に戻りつつあると聞くが、それでもあんな時代には戻らないだろう。

打って変わった現在の姿、することが何もない。年賀状でさえパソコンでおざなりに作って終りで、一言書き添える気にもならない。これで一陽来復を期待するのは虫が良すぎるだろう。

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