2013年8月8日木曜日

お金=お足 よく言ったものだ

毎日日記を書いているくせに、昔からお金に関しては何も記録していない。お金は必然があるから出ていく訳で、今日の必然がいつまた同じように巡ってくるか分からない。記録を残しても余り意味が無いだろうと思うからである。入ってくる方も同じことである。給料をもらっていた時は、「お給金を頂く」てな考えでいたので、会社が評価して決まった給料なりボーナスを頂戴する。前には幾らだったと言っても始まらないと思っていた。

会社を3回変わり、5回目には自分で会社を起こして8年間自分に給料を支払った。この8年間だけは会社の経営状態を判断しながら、自分に支払う給料を決めることが出来たので、少しは「へそくり」をと考えたりし始めた。とは言っても、やはり他人の評価で金額を決めてもらう方が気が楽で、使い切るのも楽しかった。現在はお上が決めた年金のみが唯一の収入で、月に約20万円。半分は婆さんに上げて、月10万円で過ごさなくてはいけない。

月10万円と言えば結構使いでがありそうだが、意外とそうでもない。基本的には毎日昼飯を食わねばならない。記録が無いので分からないが、多分2万5千円くらいにはなるだろう。健康維持のために通うプールの代金が1万2千円、極力歩くよう努めているが、パスモは月に5千円は消費しそうだ。携帯電話が何でそんなに高いか知らぬが、毎月4千円前後掛かっている。これで既に5万円弱、お上から支給されるお手当の約半分が消えている。

医療費は1割負担なので比較的安いが、あちこち作動障害を起こしている身体をメンテしている費用も馬鹿にできない。ここ2年ほどは1年に10万円を越していたと思うので、月に5千円近く使っている可能性もある。その上に様々な社交費用と道楽の山の費用が加わる訳だから、年金の範囲ではとても無理だ。幸い自分の会社を持った時に、僅かばかりのへそくりを作った。それがあるから身体が動くうちの道楽、即ち山歩きくらいは何とかなるだろうと考えていた。

ところがギッチョン、先週の山歩きの費用を合計すると概算8万円くらいは掛かっていそうだ。その上に下山後は怪我の手当てで病院を転々することを余儀なくされ、医療費に加えてタクシー代まで掛かってしまった。ひょっとすると入院かもしれないと脅かされたのが、それが無くて良かったとしなければならないのかもしれぬが。兎に角1か月の生活費に近付きつつあったのは事実。加えて今日、眼鏡の調子がどうもおかしい。ポケットに突っこんでおいた時に、ザックのベルトでレンズを傷つけたらしい。

眼鏡屋で聞くと修復は不可能、結局買い替えざるを得ないらしい。何だかんだで2万4千円がことの新品を注文する羽目に。これを足すと目出度く10万円を超す費用を要したことになる。チマチマとセコイことを書き綴ったものだが、お金は使うためにあるのだから仕方ない。へそくりが一気に10万円も減ると、些か心細い感じもあるが、身体が利かなくなるのとへそくりが無くなるのと丁度いい塩梅かも知れぬ。

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