2013年7月9日火曜日

明日の心配

週末には梅雨の中休みかと思っていたが、どうも本格的な梅雨明けらしい。昨年は梅雨明け宣言を待って山に行ったのでよく覚えている。海の日連休明けの翌日17日に梅雨明け宣言があった。それでも慎重を期したつもりで21日に富山から北アルプスに入った。ところが気象庁宣言の見込み違いか、梅雨末期とも言うべき連日の集中豪雨で、結局晴れたのが24日だったと思う。気象庁予報もままならない自然の成り行きではあるが、少なくとも一昨日、昨日の天気は真夏そのものだ。明日からはどうなるのだろう。特に湿度が高いのが耐え難い。

昨日は雷で不幸な災害も発生したが、この暑さで夕立が無ければ人間の蒸し焼きになってしまいそうだ。今日の暑さも尋常ではない。一雨欲しいところだが、変に期待すると却って何も起きないいかもしれない。昼に街中を歩くと、流石に人影が少ないような気がする。それでも帽子をかぶらずに歩いている同年輩の人を見かけたが、何用があってこの陽射しの中を歩かなければならないのだろう?浮浪者でもなさそうだし。見ていると街路樹の下にへたり込んで座っている。顔が真っ赤になって汗が噴き出している。

池袋まで2キロちょっと歩く合間に、似たような人を3人も見かけた。こうなると散歩も健康のためには良くないだろう。夕立が来れば木の下の雨宿りも危険だそうだ。東京の場合、こんな時は涼しい家に籠るのが一番いいと思うが、エアコンか扇風機くらいないのだろうか?寒いのも嫌だが、暑さは逃げ場がない感じでもっと嫌かもしれない。熱帯夜なんかもこれから本格化するのだろう。しっかり寝たつもりでも昼間も眠くてけだるい。

小学校の前を通ると丁度昼休みらしく、校庭で遊ぶ児童の元気な声が聞こえる。暑さも気にせず、勉強のこともさして気にかけない時代を懐かしく思う。この子たちも今は、足元のボールだけに集中しているようだ。今朝、子供たちが将来なりたい職業が話題になった。消防士の人気が高いらい。特に311の東北大地震以来その傾向が高くなってきているとのこと。また、10番までに政治家が入ってこないそうだ。

そりゃそうだ、子供心にさえ人様に感謝されることは恰好よく見えるだろうし、憧れもするだろう。孫が「政治家だけは勘弁してくれ。」と言った時代もある。たとえ冗談にせよ「末は博士か大臣か」と言ってもらいたい気もするのだが、スポーツ選手には及びもないがせめてなりたや消防士か。否、今や消防士だって贅沢すぎるだろう。何でもいいからまともな職についてほしい。

「安倍政権になって雇用が40万人増えました。」が参院選向けセールストークになっている。このことについて共産党の志位委員長が、具体的に見ると「非正規雇用が60万人増えて、正規雇用が20万人減っているのを差し引いている」ことを指摘していた。なんだこりゃ、てな感じである。孫の時代には高校か大学を出ても、まともな就職することが殆ど不可能に近くなっているかもしれない。

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