2013年6月1日土曜日

趣味の山歩き

先週の週末は山に行っていたので2週間ぶりにプールに行った。水泳をしてからいつものストレッチまがいをしたが、片足ずつ膝をたたんで上体をそらすと、いつもと大分感じが違う。未だ大腿部の筋肉が突っ張っている。正座の姿勢から上体をそらして頭を簡単に床に着けている他人が羨ましくて仕方がない。もともと身体が固いが、復元力の無さも年相応か或いはそれ以下か。どちらにしろ己の身体について思い知らされる。でも今回は腰を痛めなかっただけでも良しとしよう。

先週顔を見なかったからだろう、「山にでもいらしたのですか?」と声を掛けてくれた常連さんがいた。昨日今日の天気の良さからすれば、この週末も山に出かけても不思議はない。今朝婆さんもそんなような発言をしていたが、とてもじゃないが山は1か月に1度がいいとこだろう。パソコンの中に「山行録」と銘打ったエクセルファイルがあり、2004年9月20日以来の記録を残している。今年9月で10年になる。時々スキーに行ったりしているのも記録しているので正確に山行きだけではないが、101回になった。

大凡月1回のペースだったことが分かる。山頂に達せず途中で引き返した山もあるが、1回の山行きで複数の山を歩く場合もあるので、登った峰は数だけで言えば優に100を超えてしまった。子供の頃には好きだった山遊びだが、64歳を過ぎてから再びこんなに熱中?したとは、我ながらちょっと不思議な気もする。今のところ余り人様に迷惑もかけずに済んでいるが、体力の劣化を考えると、そういつまでもそれで済むとは考えられない。急にやめる必要もないだろうが、ペースダウンしながらもう少し楽しむつもりだ。

山の楽しみはいろいろあるが、小生の場合は何と言っても山頂からの景色を眺めるのが一番だろう。従ってお天気の良い日に登るのが必須の条件となる。名山と言われていながらも天気に恵まれなかったので印象が薄い山もあるし、知る人は少ないだろうが、いつも天気を見極めて登る故郷の飯縄山は、小生にとって名山中の名山となる。もう一つの楽しみは、山では見知らぬ者同士がすぐ親しくなること、山の頂で、或いは山小屋で交わす会話の和やかさ。これが又何とも言えない心の安らぎに繋がるのだが。

困ったことに、これが又未知の山への好奇心を掻き立ててしまうことだ。思うに、10年近く山歩きを続けてしまった大きな要因のようだ。

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