2012年12月10日月曜日

冬来る

今朝の気温は都心でも3℃、と言えば真冬の寒さだ。冬来たりなば春遠からじで、冬は冬らしいのが善いかもしれぬ。個人的な事を考えると、今年はいろいろな面で緩い坂道をゆっくり降っている実感が湧いてきた年だったような気がする。山歩きに例えれば、幾つかの山頂はとっくの昔に踏み終えて降りにかかって10年以上、やっとこの道が山麓への一本道だったことに気が付くようなものだ。ひょっとしたら昨年ぐらいまでは、もう幾つかピークが現れるかもしれないと思っていたのかもしれぬ。

昔は地図を持たずに山を歩く悪い癖もあったが、我が人生は正に同じことかもしれぬ。恐らく大概の人は似たようなものだろう。これからは降り道の心地よさを満喫しながら更にゆっくり歩を進めることにしたいものだ。小生にとって平成25年の太陽が何時くらいに位置しているか分からないが、少なくとも今のところ陽は未だ明るい、3時か4時くらいにしておきたい。しかし外を見ると既に真っ暗だ。冬至まで後12日、日が暮れるのがめっきり早くなった。

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