5月のイメージとしては「新緑」「五月晴れ」「薫風」等があって、清々しく爽やか季節との思い込みがある。昨日の朝はそんな気分でいたが、午後になると一天俄かにかき曇り、凄まじい雷と共に豪雨と強風が唸りを上げて怖いくらいだった。それがまた1時間程だったろうか、あっという間に収まり、さっきまでの天気が嘘のような爽やかな青空に戻る不思議な空模様だった。
夜になってニュースを見ると、1週間前に訪れたばかりの筑波市で、日本には珍しい大型の竜巻が吹き荒れ、大変な被害が出ている。昨日のブログのコメントに「メイストーム」という言葉を頂いた。確かに聞いた事はあるが、意味も知らないので使ったことがなかった。そこで調べてみると、和製英語で「日本においてその名の通り4月後半から5月にかけて、主に温帯低気圧の急速な発達により大風が吹く気象現象のこと。」とある。
連休後半に多発した山の遭難事故や昨日の竜巻は、もともと我が国では当たり前の自然現象らしい。ブログへのコメントによると、似たような事故は何十年も前から何度も繰り返されているようだ。この事実が記憶にないのか知らなかったのかは定かでない。日本が特に自然災害の多い国であるかどうかも知らない。地震は世界の1割が集中と言うし、これからは梅雨末期の集中豪雨、夏の雷、秋の台風、冬の豪雪と次々に新たな災難が降りかかってくるのだろう。
いい加減にしてくれと言っても、相手が自然現象だからどうにもならない。日本人の宗教心が一種の諦観に根差しているような気がするのは、このような自然環境と大いに関係があると思う。自慢にはならぬが、自分も諦めがいい方なので、ふと考えた。それが自然環境と個人の関係に留まらず、社会関係に発展すると「長いものには巻かれろ」になりかねない。この延長線上に政治的無関心が出てきてしまうのではないだろうか。
欧米にも「長いものには巻かれろ」同様の俚諺があるかは知らない。今年は諸外国で大きな選挙があり、今日はフランスで30数年ぶりに現職大統領が敗れたそうだ。欧米のメディア環境など知らないので何とも言えないが、我が国には、マスコミも自然現象と同じで抗しきれないと思っている人間が多すぎる。確かにまともに喧嘩して勝てる相手ではない。しかし天災と同じで、ある程度の距離を取る必要がある。
昨日のコメントを読んで感心した勢いで書いたが、少し牽強付会に過ぎた。
3 件のコメント:
『遭難現場に何時間で辿り着いたかが分からないが、
ツエルトを持っている人が一人もいなかったが不思議だ。
天気が良くても、立ち止まると急速に体が冷えるのは常識。』
「自戒を込めて」での、“爺”の即座な鋭いご指摘に
感銘を受けました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
素人の私が、ツェルト(簡易テント)について知識を得ようとめぐり合ったのが、下記の記事等でした。
http://www.e-net.or.jp/user/tan/foot%20step/ochibo/senior/zelt01.html
「ツェルトザックを見直せ」
--'89秋の立山稜線集団遭難に寄せて--
★佐伯邦夫著「山とスキー大全」p.144~の一節が紹介されていましたが、
掲載者曰く『佐伯氏の文章は、凡百の評論を越えたインパクトを持つものだ。そして今なお古びていない。氏の了解を得て、ここに転載させていただく。』
(快く許可いただいた作者に対し、心から感謝します。)
以下は、WEBの転載(本文)ご参照
『だいたいが、ツェルトも持たずに山へ行って
生きて帰ろうなんて厚かましい』
と言い放った、このひと言がズシンと重いですね。
“爺”の前記のご指摘とも正に整合しています。
「関連情報のご紹介」
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101298066
「佐伯邦夫の山とスキー大全」のネットショップの例
(佐伯邦夫氏は、山に関する著書を20冊以上出版。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ツェルト(簡易テント)に関する記事」
http://tozan.org/dougu/zelt.html
http://www.arai-tent.co.jp/lineup/shelter/shelter1.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「メイ・ストーム」(1965年5月)に関する記事
http://yamayasan.at.webry.info/200905/article_3.html
山岳随想「山岳遭難とメイ・ストーム」(その2)
http://f1express.cnc.ne.jp/config/VI001_03.php?teiko_id=6108&cat_id=3&top_flg=0
メイ・ストーム 荒川修一
http://www.yamareco.com/modules/diary/3438-detail-18917
私と百名山10.巻機山(1960m)(登山日1965年5月2日)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
http://www.e-net.or.jp/user/tan/foot%20step/ochibo/senior/index_senior.html
シニア登山欠陥情報室
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上、ご参考まで
『遭難現場に何時間で辿り着いたかが分からないが、
ツエルトを持っている人が一人もいなかったが不思議だ。
天気が良くても、立ち止まると急速に体が冷えるのは常識。』
「自戒を込めて」での、“爺”の即座な鋭いご指摘に
感銘を受けました。
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素人の私ですが、ツェルト(簡易テント)について知識を得ようとめぐり合ったのが、下記の記事等でした。
http://www.e-net.or.jp/user/tan/foot%20step/ochibo/senior/zelt01.html
「ツェルトザックを見直せ」
--'89秋の立山稜線集団遭難に寄せて--
★佐伯邦夫著「山とスキー大全」p.144~の一節が紹介されていましたが、
掲載者曰く『佐伯氏の文章は、凡百の評論を越えたインパクトを持つものだ。そして今なお古びていない。氏の了解を得て、ここに転載させていただく。』(快く許可いただいた作者に対し、心から感謝します。)
以下、WEBの転載・本文ご参照
『だいたいが、ツェルトも持たずに山へ行って
生きて帰ろうなんて厚かましい』
と言い放った、このひと言がズシンと重いですね。
“爺”のご指摘とも正に整合しています。
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http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101298066
「佐伯邦夫の山とスキー大全」のネットショップの例
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「ツェルト(簡易テント)に関する記事」
http://tozan.org/dougu/zelt.html
http://www.arai-tent.co.jp/lineup/shelter/shelter1.html
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「メイ・ストーム」(1965年5月)に関する記事
http://yamayasan.at.webry.info/200905/article_3.html
山岳随想「山岳遭難とメイ・ストーム」(その2)
http://f1express.cnc.ne.jp/config/VI001_03.php?teiko_id=6108&cat_id=3&top_flg=0
メイ・ストーム 荒川修一
http://www.yamareco.com/modules/diary/3438-detail-18917
私と百名山10.巻機山(1960m)(登山日1965年5月2日)
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http://www.e-net.or.jp/user/tan/foot%20step/ochibo/senior/index_senior.html
シニア登山欠陥情報室
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ご参考まで
『遭難現場に何時間で辿り着いたかが分からないが、
ツエルトを持っている人が一人もいなかったが不思議だ。
天気が良くても、立ち止まると急速に体が冷えるのは常識。』
「自戒を込めて」での、“爺”の即座な鋭いご指摘に
感銘を受けました。
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素人の私ですが、ツェルト(簡易テント)について知識を得ようとめぐり合ったのが、下記の記事等でした。
http://www.e-net.or.jp/user/tan/foot%20step/ochibo/senior/zelt01.html
「ツェルトザックを見直せ」
--'89秋の立山稜線集団遭難に寄せて--
★佐伯邦夫著「山とスキー大全」p.144-146の一節が紹介されていましたが、
掲載者曰く『佐伯氏の文章は、凡百の評論を越えたインパクトを持つものだ。
そして今なお古びていない。氏の了解を得て、ここに転載させていただく。』
(快く許可いただいた作者に対し、心から感謝します。)
以下、WEBの本文ご参照
「だいたいが、ツェルトも持たずに山へ行って
生きて帰ろうなんて厚かましい」
と言い放った、このひと言がズシンと重いですね。
“爺”のご指摘とも正に整合しています。
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101298066
「佐伯邦夫の山とスキー大全」のネットショップの例
(佐伯邦夫氏は20冊余りの著書を出版)ご参考まで
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