2012年2月1日水曜日

マイ ウェイ

2012年も2月になってしまった。寒い日が続いていたが、今日の昼間は久しぶりに10℃を超えたようで暖かい。旧い友人と人形町で昼食を共にした。彼は昨年早々から脳内の腫瘍摘出で、生還の可能性が50%以下の大手術をして、半年以上療養生活を送らざるを得なかった。日月の速さについて特別の感慨を持っているようだ。しかし現在は元のビジネスの世界、同ポジションに復帰してバリバリ仕事をしている。

互いに来年度、即ち今年の春以降の見通しなど語り合ったが、当然のことながらビジネス環境は彼我共に厳しいものがある。しかし彼の口からは愚痴めいた言葉は何も出ない。ビジネスの世界で環境の変化は有って当たり前、それにどのように対応するかが、経営管理の役目だからと淡々と語っていた。
当たり前のことを当たり前として行うのは簡単そうではあるが、出来る人は少ない。

大病をしたにも拘らず、今年は又山に一緒に行こうではないかと持ちかけてくれさえした。どんな環境にあっても明るさを忘れず、不都合な事に委縮せずに、前を見ながら出来る範囲で最大限の努力をする。欲張ってもいけないし、他人の事を気にしてもいけない。彼の信条らしい。それでこそ人生が楽しくなるのだろう。彼の事を大いに見倣わなくてはいけない。

2 件のコメント:

DonKoba さんのコメント...

立派なお友達だと思います。一回死に直面した人は強くなるそうですね。でも、脳腫瘍の摘出で済んでよかったですね。脳細胞に損傷が残る脳梗塞だとリハビリで頑張っても後遺症が残り手足のまひとか大変です。周りにも何人かいますが、ダメージも紙一重のようです。回復して元の職場復帰ができたことも奇跡かもしれないですね。お互い注意しましょう。

senkawa爺 さんのコメント...

DonKobaさん
いつもコメントをありがとうございます。
仰る通り一度最悪の状況を経験した人は強い人が多いですね。
その点恵まれすぎて生きてきたので、イザと言いうときは簡単に折れると思います。
兎に角注意するしかありません。