2011年11月24日木曜日

晩秋の奥多摩ハイキング


22日火曜日から昨日にかけて晩秋の奥多摩に出かけ、奥多摩の主峰とも言える雲取山(海抜2017m)に登り、三峰神社へ降るハイキングを楽しんだ。両日とも文句なしの快晴、晩秋の澄んだ青空の下は遥か遠くまで見通せる。又、気温が低いので、歩いている分にはある種の心地良さがある。むしろ休憩時には体が冷えてくるので、あまり悠長にしていられない。

歩き出しが既に650m程の標高なので、紅葉も終わり木々は殆ど枝ばかりの丸裸になっている。これがため見通し風通しがが良くなるのも晩秋から初冬にかけての山歩きの良いところである。更にウィークデイからのハイキングとあって人出もまるで少ない。雲取山荘で1泊したが、個室にはたった二人だけ。相客は今年退職した私立高校の先生でワンゲル部の顧問をしていらした方。

日本の山については行かざるところ無しの大ベテラン。山荘到着の3時から夕食の6時まで時間がたっぷりあったので、いろいろ教えて頂くことが出来た。この方はマイカーを登山口に於いての登山だったので、翌朝は別れて
一人で秩父の三峰神社に降った。6時15分に山荘を出発して約4時間15分の山歩きだったが、最後の方で秩父から登ってくる登山者5人と遭遇した以外は、途中白岩山の山頂付近で鹿に遭遇したのみ。さすがこれにはドキッとしてしまった。

熊鈴をつけるのが嫌いで、朝の光と静けさを楽しんでいたところに、すぐそばの藪で急にガサゴソと大きな物音がした。こりゃやばい!とうろたえてしまったが、よく見ると角がある。ホッとしたら鹿さんも悠然と去って行った。
そんなことも過ぎてしまえば楽しい思い出だし、三峰神社でもゆっくりしたので、日本人の宗教観の可笑しさを書こうと思っていたのだが、22日サボったおかげで今日は忙しかった。またいつか書きます。

山の写真などは下記をご覧ください。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-151616.html

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