2011年11月10日木曜日

たまには楽しい話題を

上の娘夫婦が現在住んでいる世田谷区の祖師谷から、今月末に我が家の隣接区板橋の桜川引っ越すことになった。現在のアパートがなんでも安普請とかで、3歳を迎えた孫が元気が良すぎて階下の住人から苦情が出たらしい。板橋区と聞くと小生なんかは凄く田舎っぽく思うのだが、娘に言わせると祖師谷の方がもっと田舎だと言う。

何でも公園や庭先に蛇が出るのも気に入らないらしい。買い物にしても孫の遊び場や幼稚園や小学校、お医者さんなんかも比較すると遥かに板橋の方が環境的に優れているとの事。その上に家賃が15%近く安いらしい。それは結構なことだが、我が家と距離的に近すぎるので、婆さんは襲われる頻度がずっと上がりそうと戦々恐々である。こちらはかわいい孫の子を見る回数が増えると思うと楽しい限りだ。

先日、その孫が来春入園させてもらう幼稚園の説明会があって、その時の様子を娘から聞いた。我が孫は未だ自分の名前もうまく言えないのに大丈夫かと小生は心配しているのだが、娘はあっけらかんとして「あと5か月もあれば十分」と言っている。一人っ子なので、我が家に来ても大人3人に囲まれて若旦那然として好き勝手しているし、片言の日本語も母親の通訳が必要なので心配をするわけである。

ところが意外や意外、母親が園長先生の説明を受けている間約1時間、3歳児達は40人ほど一塊になって、他の場所に別の先生に引率されていったらしい。園長先生の説明が終わって、母親達がその場所に行くと、大声で泣いている子もいたりして結構な修羅場だったらしいが、我が孫は機嫌よく初めての友達と遊んでいたとの事。

ホッとした気分だが一番の話題は、帰りの電車の中で、若旦那が「あ~、たのしかった。」と声を上げたらしい。どこでこんな言葉を覚えたか母親自身が思い当らなかったので、娘も相当にびっくりしたようだ。小生も若旦那を捕まえて言わせてみた。成程間違いなく言っている。幼児の成長は見ているだけでも楽しい。

社会的にも鬱陶しいニュースの氾濫する中、昨日今日と明るい話題二つある。一つはホンダのロボットが4年ぶりに新バージョンをお披露目、能力が格段に向上している。聖徳太子ではないが、3人が同時に発声したドリンクの注文を聞き分けている。指先の動きが人間同様にデリケートになり、片手に紙コップを持ち右手で水を注いでこぼさない。何れも映像で実験が公開された。

もう一つはノーベル賞を受賞した田中耕三氏が又画期的な発見をしたらしい。
何でも10万種類以上のタンパク質から病気に関係するものだけを素早く見つけ出す方法のようだ。理屈は難しすぎてわからないが、田中先生の真面目さと朴訥さにはいつも感動すら覚える。

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