2011年7月28日木曜日

鬱陶しい毎日だ

7月も末だからもっとからりと晴れてもよさそうだが、最近の空模様はずっと梅雨空だ。今月半ばの3連休前に早々と梅雨明け宣言が出されたが、梅雨の中休みだったような気がする。人工衛星が利用されたりして、科学の進歩で天気予報も良く当たるようになってはいるが、中長期の天気予想はどうもイマイチ頼りないところがあるのは仕方がないか。

未来が余り確定的に見通せると面白くないかもしれないが、本人が辞めると言っていたのに、未だに辞める時期がはっきりしない総理にも困ったものだ。もっともこれは総理の責任もあるが、与野党を超えて国会議員全員が責任を負っているようでもある。本気で福島第一を含む東日本の大災害を何とかしなければと思っている議員の姿が全く見当たらない。誰もが僅か2兆円弱の第2次補正をやっと上げて、如何にも被災者の為にやった、みたいな事をしたり顔で言っている。

しかし裏では、「これも含めて予算の執行はそう簡単にさせないぞ」「そんなこと言わないで、マニフェストが間違っていた事を宣言しますから公債が発行できる法案を宜しく願います」なんて駆け引きをしているのは、党利党略以外の何者でも無いだろう。明らかに日本の政治は何処か狂っている。列車事故の真相を隠蔽してしまう中国政府の事を笑っていられるのだろうか。

小生なんかも褒められた話ではないが、311の大災害も75日の倍近く遠のくと精神的インパクトがだんだん薄れてきている。しかし被災者の皆さんにとっては、毎日が厳しい現実の連続で、将来の見通しが立たないまま不安な毎日を送っている人が10万人単位でいる筈だ。せめて政治ぐらいは復旧と復興の見通しを被災地に向け早く提供すべきだろう。

今年はやっと半分を過ぎたが、地球規模で嫌なニュースが続いている。個人的にも仕事が殆ど手を離れたと言うのに、余りぱっとした話が無い。孫が二人中学生になってしまい、夏休みになっても爺さんと遊んでいる暇も無いらしい。スポーツ面で女子のサッカーがワールドカップで優勝したのが唯一の明るい話題では、余りに寂しすぎる。何とかしてほしいものだ。

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