2011年7月25日月曜日

8月2日に何が起きるの?

インターネットの世界はマスメディアと異なる視点の情報が豊富で面白い。
天木直人氏のメルマガに面白い記事があった。以下はそこからの孫引きである。

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高城剛氏(世の中を騒がせた女優で歌手の沢尻エリカの夫〈別居中〉)が情報雑誌サイゾー8月号に注目すべき記事を書いていた。

くだらない娯楽番組は不幸な国の国民をして現実から目をそらす効用がある。
日本のテレビがなぜかくも馬鹿げた番組ばかりになってしまったのかという論考だ。
幸福度が世界でもっとも高い国の一つであるデンマークとブータンには、つまらない娯楽番組は皆無だそうだ。つまり娯楽番組は不幸な国の国民が刹那的に時間つぶしをする番組であるというわけだ。
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成程と思われる方が多いと思います。関連して思い出したのが次の件です。

アメリカではオバマ大統領と議会共和党は財政再建問題で「全面対決」モードになっているようです。まかり間違えると来月2日には連邦政府のキャッシュが底をつき、建国以来初の「米国債の支払い不履行(デフォルト)」という事態に発展する可能性があるとの事です。新聞では時々報道されていますが、テレビのワイドショーには殆ど取り上げられません。

前代未聞の事態と思いますが、日本人は意外と平静のように思います。小生が株などに疎いせいかもしれません。ネット上で経済の専門家の意見を見ても、日本が国として、又は個人が投資家としてどのように対処すべきか、明確に断言出来ている人は少ないようです。それ以前に、8月2日迄は若干の日数がありますので、デフォルトは回避されると予想している人が多いようです。

何事も同じですが、人間は最悪の事態は起きないだろうと予想したくなりますね。
でも、日本でさえ、お城のように頑丈に造られた原子力発電所が一瞬のうちに吹き飛んだりしました。まして外国の事になると何が起きるか分かりません。新幹線が衝突事故を起こして、起こした列車が24時間以内に粉々に砕かれて、土の中に埋められてしまう国もあります。

日本政府はアメリカ国債をどのくらい保有しているか知りませんが、この利払いが停止されると日本政府にどんな影響が出るのでしょう?も少し親切に教えてくれる人がいてもいいと思うこの頃です。

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