2011年5月30日月曜日

甥っ子たちよ

28日土曜日に甥っ子の婚礼が東京であった。兄弟が全員長野に住んでいるので、甥や姪の婚礼が東京であるのは珍しい。披露宴は恵比寿ガーデンプレイスのウェスティンホテルで、これも珍しいと思うが、夕飯でのご披露だった。弟の次男だから年齢的にも小生の半分だし、最近は珍しくもないのだろうが、仲人は無し、新郎の挨拶に始まり新郎の挨拶で締めくくられた。確かその前だったように記憶するが、新郎の父である弟が簡単に挨拶をしたのが唯一同年輩の挨拶で、後は全て若い人同志の和気藹藹とした実に爽やかな宴であった。

省みて思えば、我が家の娘二人も自分で見つけてきた人と一緒になっている。従って仲人は居る事は居たが、後付けでお願いしたに過ぎない。これからは、お仲人さんを形式的に立てる事は益々減って行くのだろう。また、我々の時代のように、会社の上司やら親の関係者である偉いさんに出席をお願いして、祝辞を頂いて喜ぶなんて事も見直されてくるだろう。結婚する当事者が大切に考える人間関係を優先するのが極めて自然な事ではないか。何れにせよ本人たちは幸せそうだったし、弟夫婦もほっとしただろう。可愛い孫が増える事を願ってやまない。

披露宴の後、長野から駆け付けた兄弟たちは全員ホテルに泊まる事になっていたので、女衆は別にして、久し振りに兄弟と甥っこ達とホテルのバーで2次会の飲み会をした。甥っ子たちと言っても新郎の兄と、先年亡くなった直ぐ上の兄の名代で出席した兄の長男二人である。後は弟2人の計五人の2次会だった。特に兄の長男は久しぶりだったので話が弾んだ。彼は高校時代にボストンに留学していて、冬休みに遊びに行き、ボストン・ニューヨークを案内してもらって以来だ。彼はこのブログを時々読んでくれているとの事。若い時から政治に関心を持っているらしい。

「しかし政治家になりたいとは全く思わない」と言うのだから不思議な男だ。ブログを読んだせいだろうが、「伯父さんの政治に対する不満はそれなりに分かります。恐らく平均的な市民感情でしょう。」と解説してくれた。彼はどうも自民党のシンパらしい。それも民主に一旦傾いて、政権を取ってからの体たらくに嫌気がさして自民に来たのではなく、自民党が与党時代からのシンパとの事。小生とは違うが、しっかりした意見を持っているらしい。彼のように若いシンパがいる事は、自民党にとっては有難い事だろう。何れにせよこれからこの甥っ子たちが日本を担うのだから、しっかりした考えを持って行動してほしい。

親族が増えるのは目出度いが、そろそろこちらの葬式も近づいてくる。若い皆さん、その時はよろしくお願いしますよ。それから土曜日の2次会で約束した事もはっきり覚えているよ。これからはボチボチと、君たちの親父即ち我が兄弟の事も、ブログに書くから待っていておくれ。

0 件のコメント: