振舞い神の如く・・・

ロッキード事件以来の「政治と金」の問題で日本人はメディアにマインドコントロールされている。と主張する人がいる。聞いてみると成程と思わないでもないので、彼の言い分を少し披露しておきたい。主張している人は元TBSの報道部員(記者)で現在はフリージャーナリストの田中良紹さん。この人の経験談、取材記者の現場から記事が出来るまでの工程が実に興味深いのだが、本日は割愛。

政治家なすべき最も大切な事は予算の配分である。実のところ、税金を如何に使うかは言うは易くして大変な問題なのだ。限られた予算を切り分けるについては、切り捨てられる人が必ずいて、これによって死ぬ人が出るかもしれない。当然切り捨てられる側は必死の抵抗をするだろう。その攻防を本来政治家が代わりにやらなければならない筈だが、日本では昔からこれが真剣になされたのを見た事が無い。何故か、即ち日本では予算の配分を官僚が差配しているからである。政治家の手に負えないのが正直なところだろう。

代わりに政治家は昔から定番として取り上げ、「政治と金」で国会を右往左往させる事を繰り返している。世界的に見ても、国会が政治と金の問題でこんなに右往左往するのは日本だけ。政治と金は何処の国でも、言うまでも無く司法の問題。国民が投票で生き死にを決める政治家を、もし悪い事をしたら司法が断罪するのは可能としても、立法の場で政治家が政治家を断罪できる筈も無い。野党政治家も十分分かっているのだが、パフォーマンスとして効果があると信じて、唯騒ぐだけ。問題解決が出来ると思っている人間は一人もいない、肝心な質問に対して「現在司法問題となっていますので、お答えしかねます。」で終わるのは想定内。これは昔の野党共産党社会党の悪い癖、自民党も分かっているのに、野党に転落したら同じ手法を取っているのは貧すれば何とやらだ。

もし司法的な事を問いただしたいのであれば、国会は検察を喚問して聞くべきだそうだ。「お前たちはどんな捜査をしたのか、その結果何故小沢を不起訴にしたのだ?」と、アメリカではクリントン大統領時代にホワイトウォーター事件の大スキャンダルが発生して、特別検察官を国会に喚問してこれをやったそうだ。しかし誰もクリントンを国会に喚問すべき何てアホな事を言い出した人間はいないとの事。何れも聞いてみると、「尤もだなぁ」なんて思うのは小生だけだろうか?最近はフリーのジャーナリストがインターネットで個性的な見解を発表するので面白い。

何れにせよ、大手マスメディアの報道には気をつけなければいけない。誰かの都合の良いように相当偏向した情報になっている可能性がある。誰かとは記者クラブを操る官僚だと言う人、権力者だと言う人、否もっと上のアメリカの意向だと言う人様々だ。また、政治ネタの場合は幾つものメディアで同時に発信されるニュースを恰も事実のように受け止めてしまうが、これも後に検証するととんでもない間違いだった事は枚挙にいとまが無いようだ。

我が家でもNHKと朝日新聞の受信料購読料は年間5万円を超えるだろう。謂わば、国民を信者として今や神か新興宗教のような力を持っているのが大手マスメディアだ。これからは徐々に化けの皮が剥がれてくる事を期待しながらも、5万円以上のお布施を支払っているのも馬鹿みたい話だ。その点娘はしっかりしている、確か新聞はとっくに購読をやめているらしい。

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