2010年12月7日火曜日

スペースバトルシップ 妄想

昨日友人のブログに宇宙生命体に関して、NASAの与太話ではなく本当に可能性が高い事が書いてあった。直接的な関係は無いが、インターネット上のウイキリークスサイトが、アメリカの国務省から25万ページに及ぶ秘密文書をすっぱ抜いて公開してしまった事が世界的に大問題になっているらしい。

この二つの事からふと思った。地救上には200前後に及ぶ国家が存在して、互いに連合してみたり角突き合わせて戦争で人殺しをしたりしている。日本も例外ではなく、外交て奴は国家の大問題らしい。当然「愛国心」なんて言葉も世界中にあるようで、どこの国でも愛国心の無い奴は人間扱いされないのかもしれない。

小生はひねくれ者だが、日本に生まれて日本語しか喋れないので、日本に居るのが一番居心地は良いし、外国に住みたいとは思わない。しかし、「それで愛国心は如何ほど?」と聞かれると、はてどんなものやら見当がつきかねるが、人並みのものは持ち合わせているつもりでもある。人類の全ては好き好んでその国に生まれた訳ではないので、恐らく殆どの人間が同様に思っているのではなかろうか。北朝鮮だって同じで、住民の大部分は現在住んでいる国に対して、小生が日本に対して抱くと同じくらいの居心地良さと愛国心は感じているのではなかろうか。

でもこれが(世界のあちこちで行われているが)本当の戦闘状態に入ってしまうと、居心地が途端に悪くなって、難民だ事のボートピープルみたい事になるのだろう。兎に角戦争は絶対的な悪だと思う。なんとか戦争は止めてほしいものだ。余談になるが、戦争とは国家と国家の争いで、テロに対する戦争とはあり得ないのだそうだ。テロは犯罪行為で、これに対する闘いは戦いに非ずして、犯罪の取り締まり行為らしい。従って戦争をなくすためには、国家が無くなれば手っ取り早いとずっと考えていた。ここらへんから小生の愛国心が怪しくなる。

しかし、そんな事は幾ら空想しても実現不可能だと思っていたのも事実。即ち地球上から国家や戦争が無くなるなんて事はあり得ないだろう。日本もいつかはアメリカに再挑戦してこれをやっつけ、アメリカを日本の属国にする日が来れば良い、と願った日もある。

ところが最近は少し考えが変わってきた。今ネット社会に出現しつつある人種、特にウイキリークスなんかに関わっている連中に国家意識なんか何処まであるのだろう。多分国家とか人種なんかどうでも良いのではないだろうか。インターポリスから国際指名手配を受けたウイキリークスの主催者なんか世界を股にかけて神出鬼没だ。彼はスェーデン人らしいが属国意識なんか無いのではと想像をたくましくしている。

一方、企業なんかが大きくなりすぎると、企業組織と国家が利害対立したりするケースが今以上に顕著になるだろう。企業がマフィア化してしまい、これまたギャング同様国家なんか無視する可能性もあるだろう。そうなると、個人は国家に帰属するより別の組織に帰属する意識を強く持つ時代が来るに違いない。もとよりインターネットは意思の疎通における言語障壁を大分低くしつつある。国語より先に、インターネット語を覚えた方が居心地が良くなる時代なんかが来るかもしれない。

そんな時がもし来れば、インターネットの最先端を行く人種(多分現代風に言えば科学者か)が人類の指導者となり、世界中の通信システムをコントロールして、旧世代の指導者(軍人や政治家)が後生大事にしていた人殺しの道具は全て無力化することだって可能じゃなかろうか。目出度しめでたしとも思うが、その時にはもっと恐ろしいスターウォーズが始まっているかな。

2 件のコメント:

kiona さんのコメント...

話題の?ウィキリークスですね。よりリテラシーが要求される分野ですが、そもそもリークにポータルがふさわしいか。ポータル化するからやり玉にあげられるとも言えます。国家側から見れば、おもしろおかしい偽リークをばらまけば簡単につぶせるとも言えます。

情報をオープンにし国境を無化するのは、インターネットのポテンシャルの一つであり今後も可能性であり続けますが、使う側の意識一つで一変してしまうことも考えられ、スターウォーズ同様に危惧されます。インターネットはそもそも軍事用のシステムだったことを考えると、すべてが仕組まれたことで、戦争はすでに仕掛けられているのだなどと想像をたくましくするのもまた楽しいのではないかと思います^ ^

senkawa爺 さんのコメント...

kionaさん
コメントをいつもありがとうございます。
アサンジュ氏もあっさり捕まってしまいました。活動が続いてほしい気もあるのですが、資金源も締め付けが厳しいようですし、どうなるんでしょうかね。日本で騒ぎになっている武器輸出3原則解除なんか正にウィキリークスで明らかになった通りですね。

これも全て誰かの仕掛けだったかもしれません。世界の警察官みたい顔をしているアメリカ合衆国以上の権力者が何処かに存在しているような気がしてなりません。