若い女性の賃金男性を上回る

昨日知って調べてみると、今月14日総務省から間違いなく発表されている。

「総務省がまとめた09年の全国消費実態調査によると、勤労者世帯の収入から税金などを支払った後の手取り収入である可処分所得は、30歳未満の単身世帯の女性が21万8156円となった。この調査は5年ごとに実施しており、前回の04年に比べて11.4%増加した。同じ単身世帯の若年男性は21万5515円で、04年と比べ7.0%減少。調査を開始した1969年以降、初めて男女の可処分所得が逆転した。」10月14日日経ウェブ版から引用

微差とは言え俄かに信じ難いが本当らしい。同調査の20年前では女性は男性の約半分、10年前でも約7割だったのがいきなり逆転だからびっくりしてしまう。前回調査の5年前と比較すると男性の所得が1割以上減っているのに対して、女性は1割以上増えている。

理由はいろいろあって、「男性比率の高い製造業で雇用や賃金に調整圧力がかかる一方、女性が多く働く医療・介護などの分野は就業機会も給与水準も上向きという産業構造の変化が背景にある。男性の非正規雇用が増加している事が挙げられている。」と書いている。医療や介護の仕事がそんなに給与水準が高いとは知らなかった。広告会社での勤務が長かった自分としては、サービス業における女性の進出が男性社員の居場所を食ってしまった結果と思ったりするのだが、そうは書いていない。

何故そう思うかと言うと、もう20年以上前、女性社員がお茶を汲んでくれなくなった頃、一杯やりながら不満を口にしたら若い社員にたしなめられた事を思い出した。「何を言っているのですか、アメリカの広告会社では管理職の半分以上が女性ですよ。今にあなたなんか女性に顎で使われる時代が来ると覚悟しておいてください。」だからついにその時が来たと思った訳だ。日経の見立てとは若干異なるが、この要素も少しはあるだろう。

我が家の孫は3人全員男だが、彼等が成人に達し職業に着く頃の日本はどうなっている事やら。2009年においてさえ30歳未満の若年男性勤労者のうち30%以上が非正規雇用とは、可哀そうなものだ。

昔就職して間もなく母校の教授から聞いた事がある。「入試結果を男女の別なく公平に審査すると、文学部なんかは女学校になってしまったでしょう。だから女子枠は2割なら2割までと決めて、女子を別枠で選考してたのです。」現在は違うだろうが、少なくとも我々の入学当時はそうであったに違いない。何れにせよ昔からお勉強は女性の方が良く出来たものだし、最近山歩きなどをしていると、体力や度胸についても女性の方が優っているとしか思えない。

それにしても男が産休を取ったり、イクメンだと言ってみたりして恐ろしい世の中になってきたものだ。只でさえ頭が悪くて体力の劣る男性に、今まで以上に学ぶ事を増やしたら可哀そうじゃないか。我が連れ合いは短大家政科のご出身である。しかし堂々たる四年制大出身の小生より遥かに頭がよさそうだ。たった2年で家庭のまつりごとは諸々完ぺきに習得されたそうな。更にその中で和裁が特に好きだったので、和裁の専門学校に迄進まれている。旅行がお嫌いで、生まれてこの方飛行機に乗った事が無いのに、フランス語の辞書など手元に置かれているのは、料理熱心のためかなと思ったりしている。

お陰で彼女に炊事洗濯掃除は勿論、育児教育家計に至るまで一切合財お任せして、こちらからは何も口出しはしない。毎月稼いだ(これからは国から頂く年金になるが)僅かばかりのお長目の一部をお渡しして、日々食わせてもらってきた。彼女に言わせると、育児教育なんぞは特に、母親が専任するのが望ましい、と学校で習ったようだ。女性が社会で活躍するのも結構だが、男女分権の方が望ましい(能力のある方が家庭を守る)持論。小生も賛同して、男女の区別がぐちゃぐちゃになっていくこれからの世の中、子供たちがどうなっていくか心配といつも話しあっている。幸い我が子供達までは、今のところ旨くいったようでもあるが、これから先についてはケセラセラだ。

今日は予定通り夕方から奥飛騨に出かけるので早めに日記を書いた。

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