2010年8月23日月曜日

小沢一郎をめぐる馬鹿騒ぎ

日中歩くと汗がどっと噴き出し、山の涼しさがひたすら懐かしく思われる。
昨年は立秋(8月6日)になっても梅雨が明けていなかった、と日記に書いてあった。同じ日記に台風8号が沖縄に接近とあるのもまるで嘘のようだ。この炎天下で、連日熱闘を繰り広げた高校球児の体力は、日ごろの鍛錬の賜物だろうが驚嘆に値する。又これを球場に足を運んで応援するファンも偉いと言わざるを得ない。普段は余り感心も持たない野球だが、甲子園春夏連覇の偉業を成し遂げた沖縄甲南高校には心から拍手を送りたい。

他には水泳の国際協議で北島康介選手が平泳ぎ100mと200mで金メダルと復活を果たした。現在28歳だそうだが、こちらも大したものだ。もう一度オリンピックで頑張れるのだはなかろうか。スポーツ以外のニュースは碌なものが無いのでつまらない。特に連日取り上げられる民主党代表選に関するニュース報道には辟易する。小沢一郎氏が立候補するのしないので大騒ぎだが、普通の神経を持った人間から見たら「少し頭がおかしいのでは?」と思われても仕方あるまい。

少なくとも小生からすれば、政党の代表なんか誰が成ろうと構わない。国家国民のために真面目に働いている事が明らかになりさえすればいいのだ。兎に角政治の世界は不透明で分からない事が多すぎる。民主党が政権について以来少しずつではあるが、政治が国民に近づいてきたような感じも無いとは言わないが、未だとても不十分。政権が官僚に取り込まれつつあるとの感を否めないも事実だ。

しかしだからと言って小沢一郎氏だけは、本人に幾ら力あろうと真面目に努めようと、国民はそれを認めない。小生も彼が嫌いではないし、彼のリーダーシップを認めないわけではないが、それ以前の問題で駄目である事はそれこそ世論調査ではっきりしている。要するに政治と金の問題は理屈以前の問題なのだ。政治に金が必要であり、集金能力こそが政治家の資質を決める最大の指標であると思う。従って彼が超1級の政治家である事は誰もが認めるところだろう。小沢と言う人間のマスコミに投影される幻と現実に乖離があろうと、国民の意思は全て現実で仕方がないのだ。

マスコミが馬鹿騒ぎをしているだけと思いたいが、もし彼が立候補して負ければ、民主党は分裂(状態)して、彼も晩節を汚しかねない。勝てば総選挙をせなばならず、折角出来た民主政権が約1年で崩壊して自民党復活なんて事になれば、これ又最悪で彼の罪は益々深くなる。いっそ、「早いとこバッジを外して、民主党の相談役になればいい。」が我が婆さんの説だが、尤もだと思う。

2 件のコメント:

のんびり万歳 さんのコメント...

「小沢」という名前が出るたびに、不愉快になります。
民主党も、いい加減「小沢」という名前から脱皮しなければ、明日は無いでしょう。
「気合だ!」「気合だ!」と声を張り上げている様は、まるで暴力団の決起集会のようでした。

もし、「小沢」という名前が、民主党に乗っかったら、私は2度と民主党には投票しないでしょう。

senkawa爺 さんのコメント...

のんびり万歳 さん
コメントをありがとうございます。
民主党を支持した人の大半は同様の思いではないかと推察します。