2010年5月17日月曜日

中学校の運動会

一昨日の土曜日に孫が通う中学校で運動会があり見物に行ってきた。今までも小学校の運動会には行っていたが中学は初めてである。小学校に比べると生徒数が少ないので若干華やかさに欠けるような気もするが、お天気も良くそれなりに賑やかで楽しかった。一つ感心したのは3年生男子だけの種目だが「棒倒し」があった事だ。我々の中学時代に比べると人数が少ないとは言えルールは同じで、怪我等の事故が起きる可能性はかなり高いだろう。文科省の学習指導要領に沿っているのかもしれないが、肉体をぶつけ合って生じるある程度のリスクはあった方が良いのかもしれない。

上の子の運動会を見た後、下の子が合気道の稽古に行ってから我が家に泊まりに来ると言うので、合気道の稽古も見学した。合気道は試合がないので今まで一度も見た事がなかったが、こちらも面白かった。区の集会所のようなところに畳を敷いて行っているのだが、30人ほどの児童に2人の師範がついて指導している。指導と言っても準備運動や受け身の練習が念入りに行われるので、日常の身のこなしに役立つかもしれない。二人一組での練習もあるが格闘技の組み手とは異なり、技の型を二人で組んで交互に攻め手と受け手と役割交代しながら練習する仕掛けになっている。

合気道は関節の逆を取るので、本気でやったらそれこそ怪我の続出で練習にならないようだ。格闘技の一種と思っていたが格闘技とは言えないかもしれない。孫がどんな気持ちで習い始めたのか聞いてないが、小生と同じで喧嘩に強くなるためだとしたら期待外れで、とっくに辞めている筈だ。この子は習字を熱心にしたり俳句なんぞ作ったりしているので面白いなあと思っている。年子の孫だが芸風が全く違い、運動会が終わった兄が稽古の終わりごろ母親と一緒に弟の着替えなどを持って来た。弟の稽古を見て、「お、格好いいな」と言ったのみで自分は全く関心ないらしい。

兄は駆けっこが速いのとバスケットボール部に入っているのが自慢で、これも毎日朝練習があって勉強する時間も無いのでは心配だが、それはそれで仕方がないようだ。二人共学校の授業以外は塾も行っていないし、これから進学の問題も出てくるのだろうが、我が家は未だにその事は話題にならない。

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