ここ数年毎日仕事でパソコンを使う必要があったので、キーボードタッチ訓練の意味もあって3,4年前から日記を書きだした。しかし仕事からリタイアし始めているので、パソコンに触れる必要性は徐々に少なくなっていくだろう。立ち止まって考えるに、キーボードの操作は一向に上達していないようだ。未だにキーボードの配列が頭の中に入っていない。1字毎にキーボードを睨みつけて目的のキーを探しだしている。
当然キーボード側からすれば、訪れる指先はその度に異なっている。モニターだけを見ながらキーを叩くなんて事から程遠い状態である。これは頭が悪いせいなのか、指先がぶきっちょなのか、或いはその両方かもしれない。運動生理学か脳科学者に分析してもらいたいものだ。幼い頃からピアノの練習など経験していれば少しは役に立つのかな?とすれば家の孫は少しは期待できるかもしれない。
パソコンのパの字も知らない婆さんが面白い事を言っていた。「PCのキーボード配列は基本的にはタイプライターと同じでしょう。キーが何故アルファベット順になってないか知っている?」当然そんな事をこの爺が知る筈が無い。「何でも昔タイプライターを考えた人が、誰でも簡単に使えないようにだったか、わざと指先操作が難しいように配列を決めたようよ。」ずっと家に居てひがなテレビを見ていると、余計と言ってはいけないがいろんな知恵がつくものだ。
「何でもその人はタイプライターのスペルは3列だか4列の一番上の列に並べたそうよ。明日事務所で確認してみてよ。」翌日事務所に来て確認してみた「typewriter」。成程その通りになっている。たまたま誰かが思いついた冗談話かもしれない。それにしてもたった26文字の配列に四苦八苦するのは悔しい限り。振り返ればキーボードに初めて触れてからもう12年ほどになる勘定だ。
常人であれば10年努力を続ければ大概の事はそこそこ旨くなるとしたものだが、小生よほど不器用と見えてそうならないものが幾つもある。まあ何であれ努力と言う程努力をしていないと言う事かもしれないが。
面白いから幾つかを挙げると、1にゴルフ:これは10年どころではない40年近くやったが一向に上手くならず、2年程前にやっと断念した。2に英会話:50歳になる前くらいから10年は続かなかったかもしれないが、少なくとも5年以上は毎朝6時からNHKラジオ英会話を聞いていた。時々アメリカなどに行く機会があったせいもあるのだろう。勿論それで英会話が役に立った経験は全くない。又旅行をしても英会話が不必要と言う事に気がついて、ある日努力を止めた。
3にカラオケかな~:これは年数より相当な資本を投下して飲み屋のお姉さんや芸者さんにご指導頂いたが、生来の才能の無さが災いして1曲も人前で歌えるようにはならなかった。幸い紅灯の巷を徘徊する必要も無くなったので、断念ではなく自然消滅だ。4がキーボードタッチになりそうだ。人生いろいろな事に挑戦してみたが、何一つものにならなかった。と言えば子孫は安心して何事にも<むきにならない>ようになるだろう。もとより我が家には宇宙飛行士山崎直子さんの敬服すべきキャリアを聞いて発奮するような人間が一人もいないので、わざわざ書くまでも無い事を書いてしまった。
2 件のコメント:
確かにキーボード配列は謎ですね。 使用頻度と聞いた気もしますが、よくわかりません。 仮にアルファベット順であったとしても打ちにくそう。 K より I が前だったか後だったかって、すぐ出てきます? あいうえお順の日本語キーボードも使いにくかった。 「ほ」 と 「ま」 って、どっちが先?
ちなみに、こんな本もあります。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4757141769?ie=UTF8&tag=kiona-22&linkCode=as2&camp=247&creative=7399&creativeASIN=4757141769
どんなキーボード配列になっても打ち間違うのが人間。 音声入力ができたとしても言い間違うのが人間です^ ^ それより自分などは日本語入力と英語入力の切り替えが非常にめんどくさいと常々思うのですが。
KIONAさん
コメントをありがとうございます。
普通の文章の打ち込みもそうですが、作文力が拙劣のため一度書いた文の修正が非常に多いのでこれが又厄介です。本当になんでこんなに使いにくいのですかね。
新しい仕事として、使いやすいキーボードの開発を目指す起業しようかな、と考えてしまいました。
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