2010年1月17日日曜日

石川代議士逮捕を聞いて

ついに民主党小沢幹事長の秘書3人が逮捕されてしまった。極めて残念なことだ。ひょっとすると検察はこちらの時効成立前に格好をつけなければ、3月に逮捕した西松建設で逮捕した大久保秘書の事件が思い通りに公判を維持できないと思ったようなことはないだろうか。

ぼけ老人が生半可な知識で政治についていろいろ書くのも如何かとは思うが、最近他に関心を持つことが少ないので仕方がない。

先ず思うのは、なんで政権交代を成し遂げた最大の功労者小沢氏はこうまで検察にいじめられなければいけないのだろうか?である。小沢氏は昔から大物政治家であるから、建設業界からの政治献金も多かったとしても不思議はない。現在も続いているのかもしれない。

普段からその手の金を扱わなければならない大物政治家が、直接自分の手や政治団体でそんな金を扱うなんて幼稚なミスを犯すとは想像できない。検察も一筋縄ではいかないそれを暴こうとする以上相当にプライドと名誉を掛けていると思わざるを得ない。

例えは悪いかもしれないが、囲碁の名人戦を見るような気もするのである。名人戦と少し違うのは解説者にご粗末な人間が多い事だ。元検事の解説はそれなりに聞くだけの価値があるが、大新聞の現役であれOB論説委員クラスのそれは聞くたびに混乱しているなぁ、と思っている。

彼ら素人には、「検察が何故小沢を目の敵にするのか」を解きほぐしてもらいたいものだ。ただ昨日のテレビで共産党応援団の江川祥子が「検察が常にすべて正義との前提で物事は見るのはどうなんでしょうね」とつぶやくように言っていた。彼女の見識は見直す必要があると思う。

一方総理大臣が「幹事長には検察と戦ってください。」と云ったのは、全てのメディアが一斉に非難している。民主党応援団をもって自任している我が家だが、流石に「幾らチーママがオウナーママに逆らえないと言ってもこれだけはまずかったね。」と笑ってしまった。

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