2009年11月13日金曜日

昨日の続き

昨日天皇陛下在位20年式典について書いた。その後皇居前広場で同じ趣旨の国民参加イベントが行われたようだ。その事自体は結構だが、これを報道したNHKニュースの後「天皇」についてのアンケートが発表されたのには腰が抜けるほどびっくりした。内閣や総理大臣の人気を調査して発表するのはご愛嬌であるが、メディアが『「天皇」の存在についてあなたはどのように思いますか?身近になりましたか?』と何を考えて調査をしたのだろう。

あと10年経ったら又同じ調査でもしてみるのだろうか。「天皇」の存在を否定する意見が多くなったら天皇制廃止のキャンペーンでも始めるのだろうか。ただでさえ陛下ご自身「皇位継承については大変大きな問題」と悩んでいらっしゃると発表された翌日、非常識だと思うのは我だけだろうか。婆さんも、世が世であれば幹部全員首だろう、に賛成してうえで「この頃のNHKは少しおかしい、左翼が強い力を持っているのではないかしら?」と少し心配そうであった。

今日はオバマ大統領来日との事、ターミナルの警備は池袋あたりでも異常な位だ。約半世紀前の6月、60年安保改正反対の連日のデモでアイゼンハウアー米大統領の訪日が中止となった。以降何人もの大統領が来日されるようになり、今やデモのかけらも見られない(昨日陛下の式典にさえ反対デモがあった位だから、実際はあるのかも知れない)。昔を懐かしむわけだはないが、ポチか属国になってしまったなあという感慨も少しある。

0 件のコメント: