2009年8月20日木曜日

やっと夏らしくなった

今週はやっと夏らしい日が続いている。昨日得意先を訪問したら未だ夏休みを取っている職員が多いようで、何となく静かな感じだった。日中の街も同様で、じりじりと照りつけられるのを嫌ってか人通りが少ない。時々黒っぽいスーツを着たOL やサラリーマンとすれ違うと、自分も若い時は真夏でも背広を着ていたなあと懐かしく思うと同時に、彼らは今どんな会社に勤めているのかな?とかわいそうになってくる。
余程フォーマルでない限り日本の夏にスーツは似つかわしくない。

逆に考えると電車の中やビルの中の気温を下げ過ぎているから、中途半端にビジネススーツの着用が残っているのだろう。半そでシャツ1枚で電車に乗っていると寒くてくしゃみが出てしまう。インフルエンザの話が又賑やかになってきたので、周囲の人から睨まれてしまった。暑さに強い訳ではないが、寒さには敏感な体質のようだ。唯一の家族である婆さんがこの反対で、暑さにめっぽう弱く室温設定をいつも25度ぐらいにしている。曰く「寒さは厚着をすれば凌げるけれど、暑さは着るもので凌ぎようがない。寒いと思ったら何か着て下さい。」

因みに今居る仕事部屋も設定温度は27度で、しょっちゅうエヤコンを止めている。自宅に戻っても自分の部屋と茶の間の設定温度は2度は確実に違うし、自分の部屋ではエアコンをつけっぱなして居続ける事は出来ない。婆さんはエアコンをつけっぱなしで寝ても平気なようだ。二人いた娘も気温の感じ方が一人は婆さんに似て、も一人は爺に似ているのだそうだ。人間と言うものは同じ環境に居ても同じように育たないものらしい。二人が同じ部屋で生活していた時はどうしていたのだろう?先日田舎の従妹の家に寄せてもらった時、久しぶりに網戸を通して風が吹き込んで来る座敷で夕食をご馳走になり、何とも言えない懐かしい気分になった。これが本来の日本家屋のありようだろうが、今の東京では望むべくもない。

地球にやさしい生活とかエコライフと言うが、どうもインチキくさい言葉で好きになれない。こと生活空間の温度管理に関してそんな事を真面目に考えている人間は居るのだろうか?少なくても我が家にはそんな高尚な事を考えている奴はいない。経済の許す限り快適な環境を追求するのが当たり前ではないか。電気を作って売っている会社が、政府の指導かどうか?節電を宣伝する事の不思議さ。世界どこでも一緒かな、それとも日本の不思議かな。どうでもいいが、やっぱり夏はかっと熱い日が無ければいけない。

2 件のコメント:

kiona さんのコメント...

ほんとに自分も、やっと夏らしい気がしてきました。 気候なんてバラツキがあってもかまわないので、いまから7月中旬の気分でいきたいものです^ ^

senkawa爺 さんのコメント...

KIONAさん
コメントをありがとうございます。

大分日が経ってから書いています。
あっという間の夏が過ぎてもう秋です。

月日の経つのが早すぎます。