2009年8月6日木曜日

明日は立秋

気象庁が何と言おうと、明日は立秋というのに江戸は未だ梅雨明けとは言えない天気が続いている。昨夜の天気予報は「明日からはからりとした晴天に恵まれそうです。」と言ったにも拘らず、1日中どんよりして時折小雨が舞っていた。一方沖縄には台風7号だか8号が来ている。こちらの方はが立秋にふさわしいかも知れない。学生の夏休みはとっくに始まって、遊びに行くにもこんな天気ではいまいち盛り上がりに欠けるだろう。夏の初めには空からおたまじゃくしが降ってきたりして、今年は何か異常だ。

人間どもが作ったカレンダーに則り、時期になったからやれ花火を上げます、祭りですというニュースが毎日のように流れてくる。我が町でも先日廃校になった小学校の校庭にやぐらが組まれ、雪洞が灯されて盆踊りのような催しがあった。太鼓の音に幼い日の田舎の盆踊りをふと思い出したが、肝心の天気がこんなでは郷愁も深まらない。あまり当てにはならないが、こんな年は冬は暖冬になるのだそうだ。季節の移り変わりは日本に多くの恵みを与えてくれているし、日本人の情緒育成に大きな影響を持っていると思う。それがこんなおかしな気候になると農作物に影響が出るのは当然として、日本人全体の精神構造に悪い影響が出るのではと心配になる。

何が原因でこうなるかは分からないが、暑い時には暑く寒い時には寒くないと落ち着かないのは自分だけだろうか?

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