2009年8月28日金曜日

孫がもう満12歳

今週は毎日のように日記を書いてきた。よほど暇だったに違いない。年寄りの常で病気の話か孫の話しか無いのも困るが、月並みに又孫の自慢話をしよう。今日は上の孫の満12歳の誕生日。私自身12歳の時には父方、母方とも祖父は亡くなっていたので、祖父として12歳の孫の顔を見る事が出来るのは感無量と言うか幸せな気分である。昨日婆がお祝いに送ったTシャツが届いたので礼の電話が来たそうだ。その開口一番が面白い、いきなり「もしもし〇〇(苗字)です。」と言ってきたらしい。一見可愛げ無い振りをする、これが彼のキャラである。

この子は世田谷の区立小学校6年生、身体頑健とは言えないまでも、まあ丈夫な方だろう。どっちかと言えば悪ガキの方と自分で言っている。運動会で駆けっこをすると校内随一の速さだそうだ。クラブ活動はバスケットで、殆ど毎日のように遅くまで練習があるらしい。お勉強はまあそこそこなのではないだろうか。正月には5年生の2学期までの通信簿を見せてもらったが、平均値的でごく普通の評価だったと記憶している。夏休みに入って先日アニメ映画に連れて行った時に、何故か通信簿を持って来るのを忘れてしまったとの事だった。製造責任者に思いを致せば、お勉強に過大な期待をするのはとても無理、と爺も婆も最初から思っているし、もう通信簿を見せてもらう年齢ではないかもしれない。他には婆の強い希望で幼稚園の頃からピアノを習っている。

1学年下の弟が居て、この子もほぼ同じ年頃からピアノを始めさせたのだが、3年生の頃だったか先生に「予習、復習も出来ないならやめてしまいなさい。」と叱られたら「じゃあ、やめます。」と言ってさっさと辞めてしまったようだ。バスケとピアノではとても相性が悪いと思うのだが、どういう訳か上の子は未だに週1回習いに行っているらしい。これも私にはとても不思議だ。性格的にはとても面白いところがある。先ず好奇心が旺盛な事、それと茶の間などで大人と一緒に居る時、自分の好きな事に打ち込んでいるような振りをしながらその場の空気をよく読んでいる。その空気を暫く胸に畳んで、ある時ひょっとユーモアに富んだ発言をして大人を喜ばせるのだ。

最高傑作はこれ。
一家で父の実家に出かけ、帰宅してから暫くして
孫「おかあ(母への呼びかけ)、このあいだ古河(婿殿の実家)では嫁っぷりが良かったね!」
娘が婆さんに報告して来たそうだ。「てっちゃん(孫の愛称)に褒められてしまったよ。」

おまけに。
食事の最中に
孫「おかあ、胸のボタンが頑張っていますね!」
娘「あんた達がさんざん吸ったり揉んだりした所為でこんなになってしまったんだよ。」
孫「へえ、そうなんだ?」わざと「食べ過ぎ、飲み過ぎでないの!」とは言わない。

0 件のコメント: