2009年7月29日水曜日

老人健診

先月初めに届いた通知をほったらかしておいた老人健診に行って来た。昨日婆さんに、「明日行こうかなと思っている。」と話したところ「私には通知が来ていない。」との事。「きっと65歳以上になると毎年で、以下は何年かに一度ではないか。」という事になったが本当の所は分からない。医者に行くと昨年と同じように先ず採尿と胸部のレントゲン撮影、それから身長と体重測定、血圧測定、聴診器による診断と血液採取だが、今年は制度が変わって心電図を測定しなくなったのだそうだ。結果は後で自宅に郵送されますのでそれを持ってまた来てください、説明をしますがここまでは無料です。と無料という言葉を力説していたのがおかしかった。

つい最近までこういった制度は全国一律で行われているものと勘違いしていた。ところが友人の話を聞いて初めて自治体によって差がある事を知った。友人が住んでいる信州の原村のように、65歳以上の医療費は一切無料という地域もあるようだが、反対には無料の老人健診すら実施できない自治体もあるのではないだろうか。我が豊島区の財政事情がどれほどのものか分からないが、検査項目が例え一つ減ったにせよ、毎年無料の検診を受診できるのは有り難い話だ。若い時には福祉政策なんかに関心を抱かなかったが、最近は福祉政策のお世話になる機会が増えているので関心を持たざるを得ない。今後は益々お世話になる事が増える一方だと思うので、今度の選挙でも少し真面目に各党の政策を検討してみようと思っている。

それにつけても体中にガタの来ている事夥しい。今週は歯が痛くなって歯医者にも行った。もともと自前の歯が少なく心配はしていたが、又結構な工事を必要とするらしい。遊び回る元気がなくなっているので無駄遣いは減っているが、医療費だけは確実に増えている。後期高齢者医療制度とか言って政府も苦労する訳だ。こちらの立場で言えば、確か年間10万円を超えると医療費控除の申請をしなくてはいけないと記憶している。ここ数年そんな事のお世話になっていないが、ひょっとすると今年はそんな事になってしまうかもしれない。まったく年は取りたくないものだ。

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