2009年7月3日金曜日

あっという間の半年

7月に入ったのに妙に涼しい日が続いた1週間だった。年寄りには有り難いのだが暑い季節には暑くないと困る人たちも多いのではなかろうか。あの世とやらに近くなればなるほど月日の経つのは早くなると相場は決まっているが、それにしてもあっという間に半年が過ぎてしまった。今年の4月頃から来年3月の引退を考えて、ぼちぼち準備に取り掛かり始めたのでこの3カ月は特に早く過ぎてしまった。身辺整理が始められないほど新しい仕事が次から次へと起こってくる。

十年一日で変わり映えのない仕事をしてきたつもりだが今年は何かおかしい。官庁関係に繋がる仕事なので、役所でも政権の交代とかを考えると仕事の進め方についても若干目先を変える事を考えてはいるのだろう。自分とは直接の関係は無いが、アホな総理大臣のお陰で役所には莫大な予算がつぎ込まれ、役人は消化するのに大変なようだ。同時に政権交代も視野に入れなければいけないので、過去に遡って予算執行についてある程度辻褄が合うようにしなければならない筈だ。

幸い過去においても大層な仕事をしていないので、会社の金の出し入れだけは設立以来かなり神経質に1円単位で詳細に記録をしてきている。これも全てインターネットのお陰と自分が会計に関する知識が皆無であった事も幸いしているかもしれない。これがなまじ大きな組織になると大変なようだ。身内に政府関係大組織の会計に勤務している者がいるのだが、この2,3か月に猛烈に忙しいらしい。昔は役所の決算なんかは屁みたいもので、どこの役所も国会が終了して新しい人事が発令されるまでの4,5,6月は開店休業状態仕事なんぞは何もしていなかったのが嘘のようだそうだ。

政権交代が本当になったら日本の役所がどのように変わるか、変わらないか見ものではある。真剣に見直しをすれば不要不急の予算は民主党が指摘している程度では済む筈がないだろう。道路も新幹線もこの爺に言わせれば全く必要ない。インド洋やアフリカ沖まで行く軍艦も必要ない。国家公務員で地方何とか局に居る人員は全て不要。小学校はどんどん減っているのだから順次中高大学も減って行くだろう。第一旧文部省なんかも不要ではないか。代々不要な物を処分して家の中をさっぱりするのが趣味見たいDNAがこの爺にはあるのだ。と言って切り捨てていったら何が残るのだろう?

それよりも何より爺の仕事が不要の最たるものになるのかな。となると来年から仕事を引き継ごうとしている青年に申し訳ない事になりかねない。しかし、今のところ新しい仕事に追いまくられているので、受注先の機関が丸ごと潰されない限り我がささやかな仕事が打ち切られそな気配は感じられない。自分としては、うまく時代の変化に対応してきたつもりもするつもりも無いのだが、何となく息が続いているのが不思議でならない。

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