2009年6月15日月曜日

極めてまれな事

昨日は碁会所の月例囲碁大会。殆ど毎月のように参加しているがいつも順位的には真ん中あたり。それが昨日は奇跡的に優勝する事が出来た。昔から競技に参加して上位に入る事は先ずない人生なので、昨日のハプニングは特筆するべき事になるかもしれない。賞品は3000円のクオカードと指導碁券1枚。参加料がたった1000円だから大振舞いと言える。

全く自慢できないが、私は昔から運動会でも展覧会でも表彰とか入選という晴れがましいことから最も縁遠い人生である。自分の記憶にある入賞記録は高校時代の水泳クラスマッチ。たまたま50m自由形競争の選手になって、学年で1位か2位になって賞状をもらった事だけ。両親が卒業証書と一緒に大事に保管してくれていたので今でもどこかにあるだろう。運動の選手をしていた友人が、「カップの置き場に困って縁の下に置いている。」なんて話を聞くと羨ましく思ったりした。

昨日の大会と言ってもたった7人のトーナメントで別に優勝の賞状やカップが出るものではない。しかも普段だと10数人の参加者があるので、総当たりのリーグ戦形式で行われるところが、先に書いたように7人しか参加しなかったのでトーナメントに変更されたのである。私は実力的に(囲碁というゲームは実力が大変はっきりしていて、碁会所の中では各人がそれに応じた点数をを持っている)7人の丁度中間に位置していたのだが、くじ引きの結果第1選が不戦勝になる幸運に恵まれた。

普段は籤運も悪いのだが、更に私が不戦勝になっている第1戦で、どうしたはずみか上位者3人のうち2人が負けてしまったのである。勿論第1戦で負けても敗者復活で勝ち上がれるルールにはなっているのだが、第4戦の優勝戦まで一度も上位者と当たらずに済んだのも大いにラッキーとしなければならないだろう。余りラッキーに恵まれると却って良くないとも言われる。こんなささやかな幸運に調子ずいて日記なんか書くといけないかな。

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