2009年5月11日月曜日

大山詣で


昨日の日曜日、五月晴れとの予想だったのとプールが定休日だったので大山に登る事にした。
丹沢方面は初めてなので土曜日にガイドブックと地図を購入。当初は山友達のメールにあった鍋割山に行こうかと思ったのだが、丹沢の奥深い山で日帰りには無理そうだったのでケーブルカーもある大山詣でにする事にした。登山路は何本もあるが、ガイドブックで研究の結果一番易しそうなヤビツ峠からのコースにする。

8時半前に小田急線秦野駅に到着するとヤビツ峠行きバス乗り場には既に10数人の列ができている。8時55分発の予定だが行列が伸びてきたので、少し早目に乗車を始め8時50分満車で出発9時半にヤビツ峠登山口に到着。既にかなりの人が集まって登山準備をしている。こちらは特に用意する事も無いのでザックを背負って出発、いつもの気楽な一人旅だ。整備の行き届いた登山道をマイペースでゆっくり登って行く。途中見晴らしの良い場所に来ると富士山がうっすらと見えて気持ちが良い。


標高差は500m程だが10時15分に山頂に到着。山頂は大山阿夫利神社の奥社があり、広くてベンチも
沢山完備してかなりな人数を収容できそうだ。お天気が良い事もあり大勢の人が休んでいる。こちらも木陰を見つけて一休み、やはり東京の板橋から一人で来たオジサンと言ってもこちらより大分若い人とベンチを分かち合う。互いの健康法について語り合う。この人はザックに5kgのダンベルを入れたものを背負って、庭に置いたビール箱の上り下りを毎日40分しているのだそうだ。体力的にもシェイプアップにも効果てきめんだそうだ。





2時間近くゆっくりして12時になったしシャツも乾いたので下山する事にする。相席したおじさんに聞いた道で取りあえずはケーブルカーの終点にある大山阿夫利神社の下社を目指す。登りにこの道を選らばなかったのは正解だと思うほど急な降りだ。途中に綺麗な滝があり、豆腐と水で有名な事を思い出させる。1時半頃下社に到着、なかなか立派な神社で参拝客も多い。茶店で氷いちごミルクを食べる、すっかり夏気分。ここからケーブルカーとも思ったが、茶店のねえさんが「女道」と言う下山道を行けば1時間かからずに行けますよ。との事だったので歩いて下る事にする。


ところがこの「女道」が大変に険しい下りで、女がこれなら「男道」はどんなに大変な事だろうか余計な心配をしたくなる。慎重を期して降り、3時前に無事下山、麓の茶店「滝の湯」で入浴。少し狭いが熱くて良い風呂だった。未だ客が少ない時間だったのでゆっくり汗を流し着替えをした。風呂から上がってもなかなか汗が引かない。ビールを飲みたいと思ったが三ツ矢サイダーで我慢。早めに帰宅したので久しぶりに家でビールを注文。500ml缶を1本空けようと思ったが、やはり少し残して婆さんに笑われてしまった。



昨晩は久しぶりにゆっくり、たっぷり寝る事が出来た。やはり毎年毎年山歩きはきつくなる。後何年山歩きが出来るのだろうかと心配だ。昨日の山も登りが約2.2km標高差約500m、降りが同じく3.2kmと約900mと数字上は大した事が無い里山だが今日の筋肉痛は甚だしいものがある。悲しい事だが仕方がない。

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